前庭神経炎

前庭神経炎とは

前庭神経炎とは、体のバランスを保つ役割を持つ耳の神経（前庭神経）が炎症を起こし、突然強いめまいが現れる病気です。耳鳴りや難聴は伴わず、主に回転性のめまいやふらつきが特徴です。

前庭神経炎の正確な全国患者数は公的統計が少ないものの、耳鼻咽喉科への入院患者のうち約0.7％が前庭神経炎によるもので、めまいで入院する患者の16.4％を占めています。60代に多く、男女比はほぼ同等です。

前庭神経炎をそのままにしてしまうと、強いめまいやふらつきが長く続くことがあります。日常生活に大きな支障が出て、外出や仕事が困難になることもあります。バランス感覚が戻らず、転倒しやすくなることで怪我のリスクも高まります。

最悪の場合、ふらつきが慢性化し、生活の質が著しく低下する恐れもあります。

前庭神経炎の原因

開院以来、当院には前庭神経炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、前庭神経炎の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡みあっているということです。

前庭神経炎の原因として次のものが挙げられます。

前庭神経炎はこのような様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

発症の直前に風邪症状がみられることもあり、体調の変化が引き金となることもあります。原因がはっきりしないケースも多いため、専門的な検査や評価が重要になります。

ひとりひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。前庭神経炎に対して豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

前庭神経炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬には副作用があり、すべての症状が改善するとは限りません。

リハビリテーション（平衡訓練）

継続的な運動が必要で、根気強く続けることが求められます。

点滴治療

入院が必要になることもあり、日常生活への影響が大きくなります。

前庭神経炎を改善するために

まずはあなたの前庭神経炎の原因を各種検査を通じて明らかにします。原因を明確にして進めて行かなければ、一時的な改善は見られても根本的な解決にはならないからです。

当院では多角的な検査によって前庭神経炎の原因を見つけ出します。そして局所だけでなく身体の全体の機能を高めていく施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

前庭神経炎の改善には現在の症状だけでなく、身体の中からの全体像を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院はで検査から1回1回の施術をすべて院長が一貫して行うようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

前庭神経炎のQ＆A

前庭神経炎は自然に治りますか？

軽症の場合は自然回復することもありますが、確実ではありません。早期治療が回復の鍵となるため、放置せず受診しましょう。

前庭神経炎と他のめまい疾患との違いは？

耳鳴りや難聴を伴わず、突然強い回転性めまいが起こるのが特徴です。

薬はどの程度効果がありますか？

症状を和らげる効果はありますが、根本的な治療薬はありません。

治癒期間はどのくらいですか？

強いめまいは数日で治まることが多く、ふらつきは数週間から数カ月続く場合があります。

手術が必要になることはありますか？

通常は手術の必要はありません。

前庭神経炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

症状だけでなく東洋医学を交え、身体の中から整える当院の施術は前庭神経炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

前庭神経炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。