腰椎分離症

腰椎分離症とは

腰椎分離症は、主に成長期の子どもや若い世代に多く見られる腰の疲労骨折の一種です。腰の骨（腰椎）の後ろ側にある部分が、繰り返しの運動や衝撃によってヒビが入り、やがて骨が分かれてしまう状態を指します。特にスポーツをしている人に多く、腰を反らす・ひねる動作が原因となりやすいのが特徴です。

日本人の成人では約6％が腰椎分離症を持っているとされており、特にスポーツに打ち込む10～20代の若年層で多く発症します。一般的な腰痛の自覚者は約1,200万人（人口の約30％）ですが、その中の一部が腰椎分離症に該当します。スポーツ選手では30～40％が分離症を経験しているという報告もあります。

腰椎分離症をそのままにしておくと、骨が完全に分かれたままの状態となり、自然に元通りくっつくことはほとんどありません。進行すると「分離すべり症」と呼ばれる状態になり、腰の骨が前方にずれて神経を圧迫し、腰や足に強い痛みやしびれが現れることもあります。

さらに悪化すると、下半身の動きが悪くなったり、排尿・排便に障害が出ることもあるため、早期の対処が重要で。

腰椎分離症の原因

開院以来、当院には腰椎分離症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、腰椎分離症の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡みあっているということです。

腰椎分離症の原因として次のものが挙げられます。

腰椎分離症はこのような様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

これらの原因が引き金となり、腰椎の一部に疲労骨折が生じてしまいます。人によって発症のきっかけや背景は異なり、単に筋肉をほぐしたり骨を矯正するだけでは根本的な改善につながらないこともあります。

ひとりひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。腰椎分離症に対して豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腰椎分離症への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

痛み止めは根本的な治療にはならず、長期使用は副作用のリスクがあります。

安静・コルセットによる固定

長期間の安静やコルセット装着により、筋力や柔軟性が低下することがあります。

運動やスポーツの中止

スポーツ活動を長期間休む必要があり、競技復帰が遅れることがあります。

腰椎分離症を改善するために

まずはあなたの腰椎分離症の原因を各種検査を通じて明らかにします。原因を明確にして進めて行かなければ、一時的な改善は見られても根本的な解決にはならないからです。

当院では多角的な検査によって腰椎分離症の原因を見つけ出します。そして局所だけでなく身体の全体の機能を高めていく施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

腰椎分離症の改善には現在の症状だけでなく、身体の中からの全体像を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院はで検査から1回1回の施術をすべて院長が一貫して行うようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

腰椎分離症のQ＆A

腰椎分離症は自然に治りますか？

初期であれば安静や適切な治療により骨が癒合することがありますが、進行した場合は自然治癒が難しくなります。

腰椎分離症と腰椎椎間板ヘルニアの違いは？

分離症は骨の疲労骨折、ヘルニアは椎間板の突出が原因です。症状や治療法も異なります。

腰椎分離症の人がやってはいけないことは？

腰を反らす、ひねるなどの動作や、痛みが強いときの運動は控えましょう。無理な動きは症状悪化の原因となります。

腰椎分離症の再発リスクはありますか？

適切なリハビリや体の使い方を身につけないと再発の可能性があります。

腰椎分離症は手術しなくても治りますか？

多くは保存療法で改善しますが、症状が重い場合や神経症状が強い場合は手術が検討されます。

腰椎分離症で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

症状だけでなく東洋医学を交え、身体の中から整える当院の施術は腰椎分離症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腰椎分離症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。