肩関節周囲炎

肩関節周囲炎とは

肩関節周囲炎は、肩の関節やその周りの組織に炎症が起こることで、肩の痛みや動かしにくさが現れる状態です。特に40代から60代の方に多くみられ、原因がはっきりしないまま発症することも珍しくありません。日常生活の中で肩を動かすことが難しくなり、夜間痛や可動域の制限が出ることもあります。

厚生労働省の2019年国民生活基礎調査によると、肩周囲の症状は男性で2位、女性で1位と非常に多い訴えであり、有病率は2～5％と推定されています。40代～60代の中高年層に多く、日常生活に支障を来している方が多数存在します。

肩関節周囲炎をそのままにしていると、痛みが長引くだけでなく、肩の動きがどんどん悪くなってしまいます。夜間痛による睡眠障害や筋力の低下も起こりやすくなります。最悪の場合、肩の可動域がほとんどなくなり、日常生活や仕事に大きな支障が出ることもあります。

肩の不調が長引くことで首や背中など他の部位にも負担がかかり、二次的な不調を招くこともあります。

肩関節周囲炎の原因

開院以来、当院には肩関節周囲炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、肩関節周囲炎の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡みあっているということです。

肩関節周囲炎の原因として次のものが挙げられます。

肩関節周囲炎はこのような様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

人によって原因はさまざまで、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、すべての問題を解決できるわけではありません。

ひとりひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。肩関節周囲炎に対して豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩関節周囲炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

長期間の使用で胃腸障害や肝機能障害など副作用が出ることがあります。

注射治療

感染や内出血、神経障害、ステロイドによる血糖値上昇や腱の脆弱化などのリスクがあります

手術（保存療法で効果がない場合）

入院やリハビリが必要となり、身体への負担や合併症のリスクも伴います。

肩関節周囲炎を改善するために

まずはあなたの肩関節周囲炎の原因を各種検査を通じて明らかにします。原因を明確にして進めて行かなければ、一時的な改善は見られても根本的な解決にはならないからです。

当院では多角的な検査によって肩関節周囲炎の原因を見つけ出します。そして局所だけでなく身体の全体の機能を高めていく施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

肩関節周囲炎の改善には現在の症状だけでなく、身体の中からの全体像を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院はで検査から1回1回の施術をすべて院長が一貫して行うようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

肩関節周囲炎のQ＆A

肩関節周囲炎は自然に治りますか？

自然に治る場合もありますが、放置すると症状が長引いたり、可動域制限が残ることが多いので、早めの治療が大切です。

肩関節周囲炎の人がやってはいけないことは？

痛みの強い時期に無理に肩を動かすことや、自己判断で過度な運動をするのは避けましょう。

湿布や痛み止めは効きますか？

初期の痛みには効果がありますが、根本的な改善にはリハビリなど他の治療も必要です。

治癒期間はどのくらいですか？

個人差がありますが、数ヶ月から1年ほどかかることもあります。適切な治療で回復が早まります。

手術が必要になるのはどんな場合ですか？

保存療法で改善しない重度の可動域制限や癒着がある場合に手術を検討します。

肩関節周囲炎で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

症状だけでなく東洋医学を交え、身体の中から整える当院の施術は肩関節周囲炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩関節周囲炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。