偏頭痛

偏頭痛とは

偏頭痛は、こめかみから目の周辺にかけて、心臓の鼓動に合わせるようなズキズキとした強い痛みが特徴的な頭痛です。「偏頭痛」という名前から片側だけの頭痛と思われがちですが、実際には両側に痛みが現れることも珍しくありません。

痛みは通常4時間から72時間続き、頭痛と同時に吐き気や嘔吐、光・音・においへの過敏症状を伴うことが多い発作性の頭痛です。日常的な動作（階段の昇降、洗濯物干しなど）でも症状が悪化するため、生活に大きな支障をきたすことがあります。日本では約840万人から1,000万人が偏頭痛に悩んでいるとされており、まさに「国民病」といえる状況です。

偏頭痛を適切に治療せずに放置すると、約3割の患者で頭痛が慢性化し、痛みを放置することで脳が痛みを感じやすくなった結果、頭痛の頻度がさらに高くなります。

また、偏頭痛により健康寿命が2年縮まるとの研究結果があり、偏頭痛を持ったまま仕事をすることで、年間24万円（患者1人あたり）の経済的損失が発生します。全疾患の中で2番目に日常生活への支障が大きい疾患として位置づけられており、生活の質に深刻な影響を与えます。

偏頭痛の原因

開院以来、当院には偏頭痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、偏頭痛の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡みあっているということです。

偏頭痛の原因として次のものが挙げられます。

偏頭痛はこのような様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、三叉神経の過敏反応や血管の拡張・収縮の異常などが発生し、偏頭痛が発症します。それは人によって違い、単に痛み止めを服用するだけでは、全ての問題は取り切れません。

ひとりひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。偏頭痛に対して豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

偏頭痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬剤に依存してしまうリスクがあり、使いすぎると「薬剤の使用過多による頭痛（MOH）」を引き起こす可能性があります。また、副作用として眠気や胃腸障害が現れることもあります。

CGRP関連抗体薬による予防療法

非常に高額な治療費がかかり、3割負担でも1回約1万～1万3,000円の費用が必要です。また、まれに重篤なアレルギー症状が出ることがあります。

生活習慣の指導

継続的な生活改善が必要で、患者自身の強い意志と継続的な努力が求められます。効果が現れるまでに時間がかかることもあり、即効性を期待する患者には不満を感じられることがあります。

偏頭痛を改善するために

まずはあなたの偏頭痛の原因を各種検査を通じて明らかにします。原因を明確にして進めて行かなければ、一時的な改善は見られても根本的な解決にはならないからです。

当院では多角的な検査によって偏頭痛の原因を見つけ出します。そして局所だけでなく身体の全体の機能を高めていく施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

偏頭痛の改善には現在の症状だけでなく、身体の中からの全体像を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院はで検査から1回1回の施術をすべて院長が一貫して行うようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

偏頭痛のQ＆A

偏頭痛は自然に治りますか？

偏頭痛は基本的に慢性疾患であり、自然治癒は期待できません。適切な治療を行わないと症状が慢性化し、約3割の方で悪化することが報告されています。早期の専門的治療が重要です

偏頭痛と緊張型頭痛の違いは何ですか？

偏頭痛はズキズキとした脈打つような痛みで吐き気を伴いますが、緊張型頭痛は頭全体が締め付けられるような鈍い痛みが特徴です。偏頭痛は動くと悪化し、緊張型頭痛は肩こりが関連します。

偏頭痛は遺伝しますか？

遺伝的要因は関与していると考えられていますが、必ずしも遺伝するわけではありません。家族歴がある方は発症リスクが高くなる傾向がありますが、生活習慣の改善と適切な治療で症状をコントロールできます。

偏頭痛に効果的な市販薬はありますか？

市販薬では限界があり、月10日以上使用すると薬剤過多による頭痛を引き起こす危険があります。配合剤より単剤を選び、痛みが出始めたらすぐに服用することが重要ですが、根本的な治療には専門医の診察が必要です。

偏頭痛が起きやすい食べ物はありますか？

赤ワイン、チーズ、チョコレート、ナッツ類、アルコール類などが代表的な誘発食品です。血管拡張作用のある食品や添加物を含む食品は注意が必要ですが、個人差があるため食事日記をつけて特定することをお勧めします。

偏頭痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

症状だけでなく東洋医学を交え、身体の中から整える当院の施術は偏頭痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

偏頭痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。