
院長:吉川お気軽にご相談ください!

院長:吉川お気軽にご相談ください!


こんにちは、橿原市のあゆむ鍼灸院整骨院、院長の吉川歩です。最近疲れやすい、なんだか眠れない、動悸がする、そんな症状に悩まされて病院を受診したら「自律神経が乱れていますね」と言われた経験はありませんか。そして薬を処方されたけれど、この薬をずっと飲み続けるのか、副作用は大丈夫なのか、本当にこれで良くなるのか、不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。
実際に当院にも、自律神経失調症で悩まれている方がたくさん来院されます。薬を飲んでいるけれどなかなか改善しない、薬に頼らず根本から良くしたい、そんな切実な思いを伺うことも少なくありません。今回は自律神経の乱れに対して処方される薬の種類や効果、そして薬と上手に付き合いながら根本改善を目指す方法についてお伝えしていきます。


薬の効果や副作用について正しく知っておくことは、これからの治療選択にとても大切です
自律神経が乱れると全身にさまざまな不調が現れます。動悸や息苦しさ、めまい、不眠、不安感、倦怠感など、症状は人それぞれ異なります。病院では症状に応じていくつかの種類の薬が処方されることが一般的です。
代表的なものとして抗不安薬があります。デパスやソラナックス、ワイパックスといったベンゾジアゼピン系のお薬で、不安や緊張を和らげる効果があります。気持ちが落ち着かない時や動悸がする時には即効性があり、症状を抑えてくれます。ただし長期間飲み続けると依存性や耐性が生じる可能性があるため、医師の指示をしっかり守ることが大切です。
また抗うつ薬も処方されることがあります。SSRIやSNRIといった種類で、脳内のセロトニンなどの神経伝達物質を調整することで、気分の落ち込みや不安を和らげます。効果が出るまでに2週間から1ヶ月ほどかかることが多いですが、比較的依存性は低いとされています。
さらに睡眠導入剤や自律神経調整薬も使われます。眠れない夜が続くと心身ともに疲弊してしまうため、睡眠の質を改善するお薬が処方されることもあります。自律神経調整薬は交感神経と副交感神経のバランスを整える働きがあり、トフィソパム(グランダキシン)などがよく知られています。
漢方薬も選択肢のひとつです。加味逍遙散や半夏厚朴湯、苓桂朮甘湯などが自律神経の乱れによく用いられます。体質や症状に合わせて選ばれるため、西洋薬に抵抗がある方や副作用が心配な方にも取り入れやすいのが特徴です。
最近では薬を否定的に捉える情報もよく見かけます。確かに薬には副作用のリスクがありますし、長期服用への不安も理解できます。しかし薬を一方的に悪いものと決めつけてしまうのは危険な考え方です。
症状が強い時期には、薬の力を借りることで日常生活を取り戻せることがあります。不安が強くて外出できなかった方が少しずつ動けるようになったり、眠れるようになったりと、生活の質が改善されることは大きな意味を持ちます。薬を飲むことで症状が軽くなると、心身の負担が減り、回復に向かうエネルギーも生まれてきます。
大切なのは適切な用法・容量を守り、医師の指示に従って服用することです。自己判断で急に薬をやめたり、量を増やしたりすることは避けなければなりません。また薬だけに頼るのではなく、生活習慣の改善や他の治療法と併用していくことで、より効果的に症状を改善できる可能性が広がります。
薬を否定するのでもなく、薬だけに依存するのでもなく、必要な時期に適切に活用しながら、根本的な改善を目指していく。このバランスが重要だと考えています。


当院には薬を飲んでいても改善しない、薬をやめたいけれどどうすればいいかわからない、という方がたくさん来院されます。そうした方々に共通しているのは、自律神経が乱れた根本的な原因にアプローチできていないということです。
自律神経の乱れは単に気持ちの問題だけではなく、身体全体のバランスが崩れていることが大きく関係しています。姿勢の歪み、筋肉の過緊張、血流の悪化、内臓の働きの低下など、さまざまな要因が複雑に絡み合っているのです。
薬を飲みながらでも、こうした身体の問題を整えていくことは十分可能です。むしろ薬で症状を安定させながら、並行して身体のバランスを整えていくことで、より早く改善に向かうケースも多く見られます。そして身体が整ってくれば、医師と相談しながら徐々に薬を減らしていくこともできるようになります。
当院ではまず最初に、あなたの身体にどんな問題が起きているのかを詳しく調べます。AI姿勢分析や神経反射テスト、東洋医学的な脈診や舌診を組み合わせて、多角的に身体の状態を確認していきます。検査をしっかり行うことで、どこにどんなアプローチが必要なのかが明確になります。
原因が特定できたら、その方に合わせた施術を組み立てていきます。姿勢の歪みを整える整体、自律神経を整えるための鍼灸、筋肉の緊張を和らげる手技など、東洋医学と西洋医学を融合させた独自の技術で身体を整えていきます。痛みのない優しい施術ですので、小さなお子さんから高齢の方まで安心して受けていただけます。
施術と並行して、生活習慣の見直しも大切です。睡眠のリズム、食事の内容、ストレスとの向き合い方など、日常の中で無理なくできる工夫をお伝えしています。小さな積み重ねが自律神経を安定させる土台となります。
当院で施術を受けられた方からは、このような変化を実感されています。
実際に30代の女性Nさんは、3ヶ月前から不定期に動悸や息切れ、不安感があり病院で薬を処方されましたが、なかなか改善しなかったそうです。当院で施術を受けられて、現在は症状もかなり軽減され、日常生活も不安なく過ごせるようになったと喜びの声をいただいています。
また40代の男性Sさんは、布団に入ってもなかなか寝付けず毎日が憂鬱だったそうです。整体で不眠が治るのかと半信半疑でしたが、施術を受けたその夜は自分でもすぐに眠ることができてビックリしたとのことでした。
自律神経の乱れは、放っておくと慢性化して改善が難しくなってしまいます。薬を飲んでいても根本的に良くならない、副作用が心配、いつまで飲み続けるのか不安、そんな思いを抱えているなら、一度身体全体を見直してみる必要があるかもしれません。
薬は症状を抑えるための大切な手段ですが、それだけで解決できない場合も多くあります。身体の歪みを整え、血流を改善し、自律神経が正常に働ける環境を作ってあげることで、薬に頼らなくても楽に過ごせるようになる方はたくさんいらっしゃいます。
あなたの身体はいつも頑張ってくれています。もっと大切にしてあげませんか。薬を飲み続けることへの不安、なかなか良くならない症状、どこに相談すればいいのかわからない悩み、どんなことでも構いません。一人で抱え込まずに、ぜひ一度ご相談ください。当院では問診と検査にしっかり時間をかけて、あなたの身体に何が起きているのかを丁寧にお伝えします。そして最短で改善できる道筋を一緒に考えていきましょう。

