
院長:吉川お気軽にご相談ください!


毎朝ベッドから起き上がるのがつらい、しっかり寝たはずなのに疲れが抜けない、そんな日々を過ごしていませんか。病院で検査を受けても特に異常が見つからず、原因がわからないまま倦怠感だけが続いているという方も多いのではないでしょうか。実はその体のだるさや疲労感は、自律神経失調症が関係しているかもしれません。
何をするにも気力が湧かず、仕事や家事にも集中できない状態が続くと、日常生活そのものが苦痛に感じてしまいますよね。倦怠感は目に見えない症状だからこそ、周囲にも理解されにくく、一人で抱え込んでしまう方が少なくありません。


倦怠感は自律神経の乱れを知らせるサインかもしれません。早めの対処が改善への第一歩です
自律神経は私たちの意識とは無関係に、心臓の動きや呼吸、消化、体温調整など生命維持に必要な機能を24時間休むことなくコントロールしています。この自律神経は交感神経と副交感神経という二つの神経から成り立っており、活動モードとリラックスモードを切り替えながらバランスを保っています。
ところがストレスや生活習慣の乱れによってこのバランスが崩れると、体は常に緊張状態のままになったり、逆にリラックスしすぎて活動できなくなったりします。その結果、睡眠の質が低下し、疲労が蓄積していきます。内臓の働きも鈍くなるため栄養を効率よく吸収できず、エネルギー不足に陥ってしまいます。
さらに自律神経が乱れると、ホルモンバランスや免疫機能にも影響が及びます。体が本来持っている回復力が十分に発揮されないため、ちょっとしたことでも疲れやすく、休んでもなかなか回復しないという悪循環に陥ってしまいます。
東洋医学では、倦怠感は身体のエネルギーが消耗している状態と考えます。私たちの体を動かすエネルギー源である「気」が不足したり、滞ったりすることで、疲労感や倦怠感が現れると捉えています。
特に自律神経失調症の方は、「気」だけでなく「血」や「水」の巡りも悪くなっていることが多く見られます。血液やリンパ液などの体液循環が滞ることで、栄養や酸素が全身に十分に行き渡らず、老廃物も溜まりやすくなります。この気血水のバランスの乱れこそが、慢性的な倦怠感を引き起こす根本的な原因となっています。
また東洋医学では、内臓の機能を五臓(肝・心・脾・肺・腎)という概念で捉えています。中でも「脾」の働きが弱ると、食べ物からエネルギーを作り出す力が低下し、倦怠感や食欲不振、消化不良などが現れやすくなります。さらに「腎」の機能低下は生命エネルギーの根本的な不足を招き、朝起きられない、やる気が出ないといった症状につながります。
これらの症状に複数当てはまる方は、気血水のバランスが乱れている可能性があります。
自律神経失調症に伴う倦怠感には、いくつかの特徴的なパターンがあります。まず朝起きた時から既に疲れを感じている方が多く、目覚まし時計が鳴っても起き上がれないほどの重だるさを訴える方も少なくありません。
一日の中でも症状の波があり、午前中は特に調子が悪く、午後から夕方にかけて少しマシになるという方もいれば、逆に夕方から夜にかけて急激に疲労感が強まる方もいます。天候や気圧の変化に敏感で、雨の日や季節の変わり目に症状が悪化しやすいのも特徴の一つです。
倦怠感だけでなく、頭痛やめまい、動悸、胃腸の不調など複数の症状が同時に現れることが多いのも自律神経失調症の大きな特徴です。これらの症状は検査では異常が見つからないため、周囲から理解されにくく精神的な負担も大きくなります。
これらの症状に心当たりがある方は、自律神経の乱れが関係している可能性があります。
倦怠感で内科を受診すると、血液検査や画像検査を行って貧血や甲状腺機能異常、肝機能障害などの器質的な病気がないかを調べます。しかし検査で異常が見つからなければ、ビタミン剤や漢方薬を処方されて様子を見ることになるケースがほとんどです。
心療内科や精神科では、抗不安薬や睡眠薬、抗うつ薬などが処方されることもあります。これらの薬は症状を一時的に和らげる効果はありますが、自律神経の乱れの根本的な原因にアプローチできているわけではありません。そのため薬を飲んでいる間は症状が軽減しても、服用をやめるとまた症状が戻ってしまうことも少なくありません。
また薬物療法には副作用のリスクもあります。眠気やふらつき、胃腸障害などが現れることもあり、長期間の服用によって依存性が問題になるケースもあります。だからこそ薬だけに頼るのではなく、体の内側から整えていく根本的なアプローチが必要になってきます。
当院では自律神経失調症による倦怠感に対して、東洋医学と西洋医学を融合させた独自のアプローチを行っています。まず最も重視しているのが徹底した検査です。AI姿勢分析ソフトによる姿勢の評価に加えて、東洋医学的な脈診や舌診、触診を組み合わせることで、あなたの倦怠感がどこから来ているのか、その根本原因を明らかにしていきます。
自律神経の乱れは単一の原因で起こることは少なく、姿勢の歪みによる血流不良、内臓機能の低下、ストレスによる気の滞りなど、複数の要因が複雑に絡み合っています。だからこそ局所的な対処ではなく、全身のバランスを整えることが重要になります。
実際に当院で施術を受けられた方からは、「朝の目覚めが楽になった」「一日中だるさを感じることが減った」「やりたいことに取り組めるようになった」といったお声をいただいています。
施術と並行して、日常生活の中でも自律神経を整える工夫を取り入れることが大切です。まず意識していただきたいのが睡眠のリズムです。毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることで、体内時計が整い自律神経のバランスも安定してきます。
食事では、エネルギー源となる炭水化物だけでなく、ビタミンB群やマグネシウムなどの栄養素もしっかり摂るようにしましょう。特にビタミンB群は疲労回復に欠かせない栄養素です。東洋医学的には、脾の働きを助ける山芋や豆類、腎を補う黒ゴマやクルミなどもおすすめです。無理なダイエットや偏った食事は自律神経の乱れを悪化させるため注意が必要です。
| 時間帯 | おすすめの習慣 |
|---|---|
| 朝 | 起きたら窓を開けて朝日を浴びる。深呼吸を5回行う。 |
| 日中 | 1時間に1回は立ち上がって体を動かす。水分をこまめに摂る。 |
| 夜 | 就寝2時間前にはスマホやパソコンを見るのをやめる。ぬるめのお風呂にゆっくり浸かる。 |
適度な運動も自律神経を整えるのに効果的ですが、疲労感が強い時に無理をするのは逆効果です。軽い散歩やストレッチなど、心地よいと感じられる程度の運動から始めてみてください。
倦怠感が続くと外出すること自体が億劫になり、家に閉じこもりがちになってしまいます。しかし人との交流や外の空気に触れることは、気分転換になり自律神経にも良い影響を与えます。無理のない範囲で社会とのつながりを保つことも大切です。
慢性的な倦怠感は、あなたの頑張りや気持ちの問題ではありません。自律神経のバランスが崩れ、身体のエネルギーが消耗することで起こる、れっきとした体の不調です。「こんなことで相談していいのか」と遠慮される方もいらっしゃいますが、早めに適切な対処をすることで改善までの期間も短くなります。
当院では開院以来、数多くの自律神経失調症の方を診てきました。東洋医学と西洋医学の両面から検査で原因を明らかにし、一人ひとりに合わせた施術計画を立てていくことで、薬に頼らずとも症状が改善していったケースをたくさん見てきています。
何より大切なのは、あなたがまた元気に毎日を過ごせるようになることです。やりたかったことに挑戦できるようになること、家族や友人と笑顔で過ごせるようになること、それが私たちの願いです。一人で悩み続けるのではなく、まずは一度ご相談ください。あなたの不安な気持ちをしっかり受け止め、最善の方法を一緒に考えていきましょう。

