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環境変化による自律神経失調症|気づかないストレスの正体

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こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院・橿原院の吉川です。最近、新しい職場や学校に慣れようと頑張っているのに、なぜか体調がすぐれないと感じていませんか。春や秋の季節の変わり目になると決まって調子が悪くなる、引っ越しをしてから原因不明の不調が続いているという方も少なくありません。

実は、環境の変化は自律神経失調症を引き起こす大きな要因のひとつです。この記事では、環境が変わることでなぜ体調を崩してしまうのか、そしてどのように対処していけばよいのかをお伝えしていきますね。

院長:吉川

環境変化による不調は誰にでも起こりうることです。無理をせず、早めの対処が大切ですよ

目次

なぜ環境の変化で自律神経が乱れるのか

環境が変わると私たちの体には想像以上に大きなストレスがかかります。自律神経は体を無意識のうちにコントロールしている神経で、心臓の動きや呼吸、体温調節、消化吸収などあらゆる生命活動を司っています。この自律神経は交感神経と副交感神経という2つの神経から成り立っていて、両者がバランスよく働くことで私たちは健康を保つことができるのです。

しかし環境が変わることで心身に過度な負担がかかると、このバランスが崩れてしまいます。新しい環境に適応しようと頑張るあまり交感神経ばかりが優位になり、リラックスするための副交感神経がうまく働かなくなってしまいます。その結果、めまいや頭痛、倦怠感、不眠といった様々な不調が現れてきます。

気づかないうちに蓄積する環境ストレス

環境の変化が体に与える影響は、自分では気づかないうちに心身への大きなストレスとなっているケースが非常に多いです。新しい職場や学校では「早く慣れなければ」という焦りから、無意識のうちに自分に無理を強いてしまいます。周囲に気を使い、完璧にこなそうと頑張れば頑張るほど、知らず知らずのうちにストレスは積み重なっていくのです。

特に真面目で責任感が強い方は、疲れていることや辛いことを自分でも認識できないまま頑張り続けてしまう傾向があります。体が発するサインに気づかず、限界を超えてしまってから初めて症状として現れることも少なくありません。

自律神経が乱れやすい環境変化とは

自律神経が乱れる原因となる環境変化には、様々なものがあります。まず代表的なのが人間関係の変化です。転職や異動、進学などで新しい人と関わるようになると、気を使う場面が増えて知らず知らずのうちにストレスが蓄積します。真面目で責任感が強い方ほど、新しい環境に早く馴染もうと無理をしてしまう傾向があります。

次に物理的な環境の変化も見逃せません。引っ越しによる住環境の変化、職場の騒音や冷暖房の強さ、照明の明るさなども自律神経に影響を与えます。これらは日常的に接しているため、自分では「慣れた」と思っていても、体は確実にストレスを感じています。

また気候や季節の変化も大きな要因です。気温差が激しい春や秋、梅雨時期の湿度の変化、台風による気圧の変動などは体に負担をかけ、自律神経のバランスを崩しやすくします。季節の変わり目に体調を崩すのは決して偶然ではありません。

そして忘れてはならないのが生活リズムの変化です。新しい仕事や学校のスケジュールに合わせて起床時間や就寝時間が変わると、体内時計が乱れて自律神経にも影響が出てきます。食事の時間が不規則になったり、通勤時間が長くなって睡眠時間が減ったりすることも、体には大きなストレスになります。

環境変化による自律神経失調症の症状

環境の変化によって自律神経が乱れると、体にはどのような症状が現れるのでしょうか。症状は人によって様々ですが、複数の症状が同時に現れるのが特徴です。

身体的な症状としては、慢性的な疲労感やだるさ、めまいや立ちくらみ、動悸や息切れ、頭痛や肩こり、胃もたれや食欲不振などがあります。朝起きるのがつらい、体が重くて動けない、何をしても疲れが取れないといった声をよく耳にします。

精神的な症状として、不安感やイライラ、気分の落ち込み、集中力の低下、やる気が出ないといったものも現れやすくなります。仕事や勉強に集中できない、些細なことで落ち込んでしまう、夜になっても頭が冴えて眠れないといった状態が続くこともあります。

特に注意が必要なのは、これらの症状で病院を受診しても異常が見つからないケースです。内科で血液検査や胃カメラ検査を受けても「異常なし」と言われるのに、症状は確かに存在している。これこそが自律神経失調症の特徴といえます。検査で異常が見つからないからといって、決して気のせいではありません。

環境変化に弱い人の特徴

環境の変化に対する反応は人それぞれですが、自律神経が乱れやすいタイプの方には共通する特徴があります。まず性格面では、真面目で完璧主義の方、責任感が強く周囲に気を使いすぎる方、感受性が強く変化に敏感な方などが挙げられます。

こうした方は新しい環境に適応しようと過剰に頑張ってしまい、知らないうちに心身に負担をかけてしまいます。自分では「これくらい大丈夫」と思っていても、体は正直に反応しているのです。

また生活習慣の面では、睡眠時間が不規則な方、食事を抜きがちな方、運動不足の方なども自律神経が乱れやすい傾向にあります。そしてもともと体が冷えやすい方、アレルギー体質の方、ホルモンバランスが乱れやすい女性なども注意が必要です。

見逃しやすい環境ストレスのサイン

自分では気づかないうちに心身への大きなストレスとなっている環境変化には、いくつかのサインがあります。朝起きたときに疲れが取れていない、休日なのに体が休まらない、食事が美味しく感じられない、趣味を楽しめなくなったといった変化は要注意です。

また些細なことでイライラする、涙もろくなった、人と会うのが億劫になったといった心の変化も、環境ストレスが限界に達しているサインかもしれません。こうした変化を感じたら、無理をせず休息を取ることが大切です。

環境変化による不調を改善するには

環境の変化によって自律神経が乱れてしまった場合、どのように対処すればよいのでしょうか。まず大切なのは無理をしないことです。新しい環境に早く慣れようと焦る気持ちはよく分かりますが、体が適応するには時間がかかるものです。完璧を目指さず、できることから少しずつ取り組んでいく姿勢が重要になります。

日常生活で取り組めることとしては、規則正しい生活リズムを整えることが挙げられます。毎日同じ時間に起きて同じ時間に寝る、3食しっかり食べる、適度な運動を取り入れるといった基本的なことが自律神経を整える土台になります。

また深呼吸やストレッチ、ぬるめのお風呂にゆっくり浸かるなど、リラックスする時間を意識的に作ることも効果的です。特に入浴は副交感神経を優位にする効果があるため、就寝前の習慣として取り入れることをおすすめします。

ストレスに気づくことから始める

環境変化によるストレスは、自分では気づかないうちに心身への大きな負担となっています。まずは「自分は今ストレスを感じている」ということを認識することが第一歩です。頑張りすぎていないか、無理をしていないか、自分の心と体の声に耳を傾けてみてください。

日記をつける、信頼できる人に話を聞いてもらう、好きなことをする時間を作るといったことも、ストレスを軽減する効果があります。一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けることも大切です。

自分に合った対処法を見つけることが大切

生活習慣の改善に取り組んでもなかなか症状が良くならない場合は、専門的なケアを受けることを検討してみてください。薬に頼らず体の内側から整えていきたいとお考えなら、整体や鍼灸といった東洋医学のアプローチも選択肢のひとつです。

当院では、お一人おひとりの体の状態を詳しく検査して、自律神経が乱れている根本的な原因を特定していきます。姿勢の歪みや筋肉の緊張、内臓の働きなど多角的に調べることで、あなたの症状に合わせた施術を行うことができます。

環境変化に負けない体をつくるために

環境の変化は避けられないものです。だからこそ、どんな環境にも適応できる強い体づくりが大切になってきます。自律神経を整えるためには、日頃から自分の体と向き合い、小さな変化に気づいてあげることが何より重要です。

疲れたら休む、頑張りすぎない、自分を大切にするという当たり前のことを実践していくだけでも、体は確実に変わっていきます。自分では気づかないうちに心身への大きなストレスとなっている環境の変化だからこそ、意識的に自分をケアする時間を持つことが必要です。

新しい環境での生活がスタートしたばかりの方、季節の変わり目に体調を崩しやすい方、環境が変わってから原因不明の不調が続いている方は、一人で悩まずにぜひ一度ご相談ください。当院は検査を徹底的に行い、あなたの症状の原因を明らかにした上で、最短で改善できる施術計画をご提案いたします。環境変化に負けない健康な体を一緒に取り戻していきましょう。


院長:吉川

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