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自律神経失調症は何科を受診?症状別の最適な診療科選び

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こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院・橿原院の吉川です。動悸やめまい、頭痛、倦怠感など複数の症状が同時に出ているけれど、病院で検査をしても異常が見つからない。そんな時、「一体どの診療科に行けばいいの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

自律神経失調症は、体のさまざまな場所に症状が現れるため、適切な受診先を見つけるのが難しい疾患です。内科がいいのか、心療内科がいいのか、それとも他の診療科がいいのか、判断に迷ってしまいますよね。

院長:吉川

症状に応じた正しい受診先を知ることが、早期改善への第一歩です

目次

まず知っておきたい!自律神経失調症の多様な症状

自律神経失調症は、交感神経と副交感神経のバランスが崩れることで、全身にさまざまな症状が現れる状態です。特徴的なのは、一つの症状だけでなく複数の不調が同時に、あるいは交互に出現することです。

よく見られる症状としては、動悸や息切れ、めまいやふらつき、頭痛や頭重感、慢性的な倦怠感や疲労感、不眠や睡眠の質の低下、胃もたれや食欲不振などの消化器症状、手足の冷えやほてり、発汗異常などが挙げられます。これらの症状は、一見すると別々の病気のように見えるため、どの診療科を受診すべきか分からなくなってしまうのです。

また、検査をしても特に異常が見つからないことが多いため、「気のせいではないか」と思われてしまったり、適切な治療を受けられずに症状が長引いてしまうケースも少なくありません。しかし、症状の裏に重篤な疾患が隠れている可能性もゼロではないため、まずは適切な診療科で検査を受けることが何よりも重要です。

最初に確認すべきこと:重篤な疾患の除外診断

自律神経失調症かもしれないと感じていても、まずは命に関わる重篤な疾患が潜んでいないかを確認することが最優先です。動悸や胸の痛みは心筋梗塞や不整脈の可能性がありますし、めまいや頭痛は脳梗塞や脳腫瘍のサインかもしれません。

実は、自律神経失調症と似た症状を示す疾患は数多く存在します。甲状腺機能異常、糖尿病、貧血、更年期障害、心疾患、脳血管障害など、これらの疾患を見逃さないためにも、自己判断せずに必ず医療機関で検査を受けることが大切です。

特に、急激に症状が悪化した場合や、今までに経験したことのない強い症状が出た場合は、すぐに病院を受診してください。早期発見・早期治療が命を救うこともあるのです。

症状別の受診先の選び方

自律神経失調症が疑われる場合でも、まずは症状が現れている部位に応じた診療科で、他の病気がないかを確認することが大切です。検査で異常が見つからず、複数の症状が続く場合に初めて自律神経失調症の可能性を考えていくという流れになります。

動悸や息切れ、胸の痛みがある場合

動悸や胸の痛み、息切れなどの症状がある場合は、まず循環器内科を受診しましょう。心筋梗塞や狭心症、不整脈など、命に関わる心疾患を除外するための検査を受けることが重要です。心電図検査、心エコー検査、24時間ホルター心電図、血液検査などで異常が見つからない場合、自律神経の乱れによる症状である可能性が高くなります。

特に、胸を締め付けられるような痛みや、冷や汗を伴う症状、左腕や顎への放散痛がある場合は、緊急性が高い可能性があるため、すぐに救急外来を受診してください。

めまいや耳鳴り、ふらつきがある場合

回転性のめまいや耳鳴り、聞こえにくさなどの症状がある時は、耳鼻咽喉科での受診が適しています。メニエール病、突発性難聴、良性発作性頭位めまい症など、耳の病気が原因のこともあるためです。聴力検査や平衡機能検査などで異常がなければ、次に脳神経外科での検査を検討します。

めまいの原因は、耳だけでなく脳の問題である可能性もあります。脳梗塞や脳出血、脳腫瘍などの重篤な疾患が隠れていることもあるため、慎重な診断が必要です。

頭痛や肩こり、しびれがある場合

頭痛が続く場合は、まず脳神経外科や神経内科で脳の異常がないかを確認することをおすすめします。くも膜下出血、脳梗塞、脳腫瘍など、重大な病気を見逃さないためです。MRI検査やCT検査などで異常がなく、緊張型頭痛や片頭痛と診断された場合でも、根本的な原因として自律神経の乱れが関係していることがあります。

特に、今まで経験したことのない激しい頭痛、突然の頭痛、手足のしびれや麻痺を伴う頭痛、意識障害を伴う頭痛などは、緊急性が高いサインです。このような症状がある場合は、迷わず救急外来を受診してください。

胃腸の不調、腹痛がある場合

胃もたれや食欲不振、下痢や便秘、腹痛などの消化器症状がある時は、消化器内科を受診しましょう。胃がん、大腸がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、炎症性腸疾患など、器質的な異常がないか確認することが先決です。胃カメラや大腸検査、腹部エコー、血液検査などで異常が見つからないのに症状が続く場合、機能性ディスペプシアや過敏性腸症候群など、自律神経が関係する疾患の可能性が考えられます。

血便や体重減少、持続する腹痛、黄疸などの症状がある場合は、重篤な疾患のサインかもしれませんので、必ず早めに受診してください。

倦怠感や疲労感、体重の変化がある場合

慢性的な倦怠感や疲れやすさ、体重の急激な増減がある場合は、内科でまず血液検査を受けることをおすすめします。貧血、甲状腺機能亢進症や低下症、糖尿病、肝疾患、腎疾患、悪性腫瘍など、疲労感の原因となる病気を見つけるためです。これらの検査で異常がなければ、自律神経失調症や慢性疲労症候群の可能性を考えていきます。

特に甲状腺の異常は、自律神経失調症と非常に似た症状を示すため、必ず血液検査で甲状腺ホルモンの値を確認することが重要です。

心療内科・精神科を受診するタイミング

各診療科で検査を受けても器質的な異常が見つからず、複数の症状が続いている場合や、症状によって日常生活に支障が出ている場合は、心療内科や精神科の受診を検討するタイミングです。

心療内科は、ストレスや心理的要因が身体症状として現れる疾患を専門に診る診療科です。自律神経失調症はまさにこの領域に含まれます。一方、精神科は、うつ病や不安障害、パニック障害など、精神的な症状が主体となる疾患を診る診療科ですが、自律神経失調症の治療も行っています。

「心療内科に行くのは抵抗がある」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自律神経失調症は心の弱さが原因ではなく、脳の自律神経中枢の働きが乱れることで起こる身体の病気です。心療内科や精神科では、薬物療法やカウンセリング、認知行動療法、生活指導などを通じて、自律神経のバランスを整える治療を行います。

病院での治療と並行して考えたい選択肢

重篤な疾患が除外され、自律神経失調症と診断された後は、病院での治療が始まります。病院での治療は、薬物療法が中心となることが多いです。自律神経調整薬や抗不安薬、抗うつ薬、睡眠薬などが処方され、症状の緩和を図ります。カウンセリングや認知行動療法などの心理療法が併用されることもあります。

ただし、薬物療法は症状を一時的に抑える対症療法であり、根本的な原因の解決にはならないケースもあります。長期間の服用によって副作用が現れることもありますし、薬をやめるとまた症状が戻ってしまう方も少なくありません。

そこで考えていただきたいのが、東洋医学を取り入れた施術という選択肢です。当院では、自律神経失調症の根本原因を探るために、西洋医学的な検査に加えて、東洋医学的な視点からも多角的に身体の状態を確認していきます。

当院の自律神経失調症へのアプローチ

自律神経失調症は、人によって原因も症状も異なります。だからこそ、当院では最先端のAI姿勢分析ソフトをはじめとする3種類の独自検査を行い、あなたの症状の根本原因を特定することから始めます。

検査では、姿勢のゆがみや筋肉の緊張状態、自律神経の働きを反映する脈診や舌診など、東洋医学と西洋医学の両面から身体の状態を詳しく調べていきます。これらの検査結果をもとに、あなただけのオーダーメイドの施術計画を立てていくのです。

施術では、整体によって身体のゆがみを整え、血流やリンパの流れを改善します。さらに、鍼灸によって自律神経のバランスを調整し、内臓機能を高めていきます。鍼灸は、WHOも認める自律神経失調症への有効な治療法です。特に、頸部や背部の筋緊張を緩和し、自律神経の通り道である脊髄周辺の環境を整えることで、身体が本来持つ自己調整機能を取り戻していきます。

薬に頼りたくない方、薬で効果を感じられない方へ

「できれば薬を使わずに治したい」「薬を飲んでいるけれど効果を感じられない」「副作用がつらい」という方は多くいらっしゃいます。当院には、そういった思いを持った方が数多く来院されています。

実際に、病院で処方された薬を飲み続けていたけれど改善が見られず、当院の施術を受けて症状が劇的に良くなったという事例も少なくありません。自律神経失調症は、身体の中から整えていくアプローチが非常に相性の良い疾患なのです。もちろん、病院での治療と併用していただくことも可能です。

受診先選びで大切なこと

自律神経失調症の治療において最も大切なのは、「まず重篤な疾患を除外すること」、そして「症状の根本原因を特定すること」です。原因が分からないまま対症療法を続けていても、症状は繰り返し現れてしまいます。

病院を受診する際も、治療院を選ぶ際も、しっかりと検査を行い、あなたの身体の状態を丁寧に説明してくれるところを選ぶことをおすすめします。また、一つの診療科や一つの治療法に固執せず、症状に応じて柔軟に受診先を変えていくことも大切です。

こんな症状があるなら早めの対応を

  • 複数の症状が同時に現れている
  • 症状が3ヶ月以上続いている
  • 日常生活や仕事に支障が出ている
  • 不安感や気分の落ち込みが強い
  • 睡眠が十分に取れていない
  • 体重が急激に増減している
  • 今までにない強い症状が出ている

これらの症状に当てはまる方は、早めに専門家に相談することをおすすめします。自律神経失調症は、放置すると症状が悪化し、うつ病やパニック障害など他の疾患に進行してしまうこともあるからです。また、重篤な疾患が隠れている可能性も否定できないため、自己判断は危険です。

一人で悩まずにご相談ください

「どこに行っても良くならない」「何科を受診すればいいか分からない」「病院では異常なしと言われたけれど症状がつらい」と悩んでいる方は、決して一人で抱え込まないでください。自律神経失調症は、適切な検査と施術によって必ず改善の道が開けます。

当院では、開院以来、数多くの自律神経失調症の患者さまを診てきました。柔道整復師、はり師、きゅう師の3つの国家資格を持つ院長が、問診から検査、施術まで一貫して担当いたしますので、安心してお任せいただけます。のべ5万人以上の施術実績と、大手口コミサイトでの高評価が、その証です。

まずは、あなたの症状がなぜ起こっているのか、その原因を一緒に探していきましょう。原因が分かれば、改善への道筋も見えてきます。そして、薬だけに頼らない、身体の中から整える施術で、あなたが本来持っている自然治癒力を最大限に引き出していきます。

病院での治療と併用していただくことも可能ですし、病院での治療に効果を感じられなかった方も、諦めずにぜひ一度ご相談ください。あなたの不安な気持ちもしっかり受け止め、誠心誠意サポートいたします。


院長:吉川

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住所
奈良県橿原市光陽町100-6
電話番号
0744-47-2003
定休日
日曜・月曜・祝日
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