
院長:吉川お気軽にご相談ください!


こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院・橿原院の吉川です。今日はよく聞かれるご質問についてお話ししたいと思います。
それは「パニック障害の症状があるけれど、運動は続けても大丈夫なのか」というものです。動悸や息苦しさが怖くて体を動かすことすら避けてしまう方も多いのですが、実は運動には症状と上手に付き合っていくためのヒントが隠されています。
当院でもパニック障害でお悩みの方を数多く施術してきましたので、今日はその視点からお話ししていきます。




運動って聞くと不安になる方もいらっしゃると思いますが、正しく取り入れれば心強い味方になってくれます
「運動をすると発作が起きるのでは」と心配される方が多いのですが、実際の研究では運動が発作の頻度や強さを和らげる可能性が示されています。
心拍数が上がる感覚に少しずつ慣れていくことで、体の反応そのものへの恐怖心が薄れていくといわれています。ここでは、その仕組みや効果について詳しくお伝えしていきます。
運動をすると、脳内でセロトニンやエンドルフィンといった物質の分泌が促されます。これらは気分を安定させたり、痛みや不安を和らげたりする働きがあると考えられています。
さらに、継続的な運動によってストレスホルモンの分泌が落ち着いてくることも報告されています。体を動かすことは、薬に頼らない選択肢のひとつとしても注目されています。
パニック障害の方は、動悸や息切れといった身体感覚そのものに強い恐怖を感じやすい傾向があります。
運動によって心拍数が上がる経験を安全な環境で繰り返すことで、その感覚への過剰な反応が和らいでいくケースも見られます。
これは専門的には「暴露療法」に近い考え方で、無理のない範囲で徐々に慣れていくことがポイントになります。
とはいえ、いきなり激しい運動に挑戦するのはおすすめしません。
まずは体への負担が少なく、気持ちよく続けられるものから始めることが大切です。ここでは具体的な運動の種類と取り入れ方についてご紹介します。
数ある選択肢の中でも、私が特におすすめしたいのは早朝の運動です。
朝は交通量も人通りも少なく、周囲の視線を気にせずリラックスして体を動かせる時間帯といえます。また朝日を浴びながら体を動かすと、セロトニンの分泌がさらに促されやすくなり、一日を通して気分が安定しやすくなるという声も多く聞かれます。
夜になると一日の疲れやストレスが蓄積して不安感が強くなりやすい方も、朝のうちに軽く体を動かしておくことで、心のコンディションを整えやすくなります。
どれも共通しているのは「息が上がりすぎない」「途中でやめやすい」という点です。最初から頑張りすぎず、少しずつ体を慣らしていくことが何よりも大切だと私は考えています。
先ほどお伝えした早朝の時間帯以外にも、人が少ない時間帯や場所を選んで運動を始めると、不安感も少なく取り組みやすくなります。
また、一人で不安な場合は、家族や友人に付き添ってもらうのも良い方法です。慣れてきたら少しずつ距離や時間を伸ばしていけば、無理なくステップアップしていけます。
運動中に不安な感覚が出てきても、決して焦る必要はありません。ここでは、もし発作の兆候を感じたときの対処法についてお伝えします。
動悸や息苦しさを感じたら、その場で立ち止まり、ゆっくりと腹式呼吸を意識してください。
吸う時間よりも吐く時間を長くすることで、副交感神経が働きやすくなり、体が落ち着きを取り戻しやすくなります。
座れる場所があれば座って、目を閉じて数を数えるのも効果的な方法です。
パニック発作は身体に危険を及ぼすものではなく、時間が経てば必ず落ち着いていきます。
「これは一時的なもので、必ず収まる」と自分自身に言葉をかけてあげることで、不安の悪循環から抜け出しやすくなります。焦らず、その場でできることから始めてみてください。
運動はパニック障害と向き合う上で大きな助けになりますが、それだけで根本的な改善につながるとは限りません。
症状の背景には、自律神経のバランスの乱れや体の歪みなど、複数の要因が関わっていることが多いからです。ここでは運動と合わせて意識してほしいことをお伝えします。
睡眠不足やカフェインの摂りすぎ、不規則な食事なども発作の引き金になることがあります。
運動を頑張っていても、他の生活習慣が乱れていると効果が半減してしまうこともあります。
できる範囲から少しずつ、生活全体を整えていく意識を持ってみてください。
当院では、パニック障害でお悩みの方に対して東洋医学と西洋医学を組み合わせた独自の検査と施術を行っています。
自律神経の乱れや姿勢の歪みなど、症状の背景にある原因を多角的に探ることで、運動だけでは届かない部分にもアプローチできると考えています。
実際にお悩みを改善された方の事例もございますので、気になる方はぜひご覧ください。
| 取り組み | 期待できる効果 |
|---|---|
| 早朝の軽い運動 | セロトニン分泌促進、一日の気分安定 |
| 呼吸法の実践 | 発作時の落ち着きやすさ |
| 専門家による検査・施術 | 根本的な原因へのアプローチ |
運動はパニック障害と向き合ううえで、とても心強い味方になってくれます。
特に早朝の時間帯を活用した運動は、不安感が少ない環境で取り組みやすく、一日全体の気分の安定にもつながりやすい方法です。ただ、無理をして頑張りすぎたり、逆に怖くて何もできずにいたりすると、なかなか前に進めないこともあります。
私は、まずは小さな一歩からで十分だと思っています。
そして運動だけでは解決しきれない部分については、体の状態を丁寧に見てくれる専門家に相談することも、大切な選択肢のひとつです。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。

