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起立性調節障害はなぜ起こる?思春期に多い6つの要因

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こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院・橿原院の吉川です。お子さんが朝なかなか起きられない、学校に行けない日が続いている状況に、親御さんとしてどれだけ心を痛めていらっしゃることでしょう。周りから「怠けている」と言われて傷ついたり、どう接すればいいのか分からなくなったりしていませんか。もしかするとそれは起立性調節障害という病気が関係しているかもしれません。

この記事では、起立性調節障害がどうして起こるのか、その原因について東洋医学と西洋医学の両面から詳しくお伝えしていきます。原因を正しく理解することで、お子さんへの適切なサポートができるようになりますし、何より親御さん自身の不安も軽くなるはずです。

院長:吉川

開院以来、当院には起立性調節障害でお悩みのお子さんとご家族が数多く来院されています。原因を知ることが改善への第一歩です

目次

起立性調節障害とはどんな病気なのか

起立性調節障害は、思春期のお子さんに多く見られる自律神経系の病気です。中学生の約10%、つまり10人に1人が経験していると言われており、決して珍しい病気ではありません。立ち上がったときに脳への血流が十分に保たれず、めまいや立ちくらみ、頭痛、倦怠感などの症状が現れます。

特に午前中に症状が強く出るのが特徴で、朝は全く起きられないのに午後から元気になるというパターンがよく見られます。このため「夜更かしして朝起きられないだけ」「怠けている」と誤解されやすく、お子さん本人も親御さんも周囲の理解を得られず苦しんでいるケースが本当に多いんです。

症状が長引くと学校を休みがちになり、学業の遅れや友人関係の悩みも出てきます。実際、不登校のお子さんの約半数に起立性調節障害が関係しているというデータもあり、早めの対応が将来の社会生活にも大きく影響すると言えます。

起立性調節障害が起こる主な原因

当院にこれまで来院された数多くのお子さんを診てきた経験から、起立性調節障害の原因は一つではなく、複数の要因が重なり合って発症することが分かっています。ここでは主な原因について一つずつ詳しく見ていきましょう。

自律神経のバランスが崩れている

起立性調節障害の最も根本的な原因は、自律神経のバランスが乱れていることです。自律神経は交感神経と副交感神経の二つから成り立っていて、体の様々な機能を自動的にコントロールしています。

通常、立ち上がると交感神経が働いて血管を収縮させ、脳への血流を保ちます。しかし起立性調節障害のお子さんは、この調節がうまくいかず、立ち上がったときに血圧が下がってしまったり、心拍数が急激に上がりすぎたりするんです。

自律神経の乱れは、ストレスや生活習慣の乱れ、ホルモンバランスの変化など様々な要因によって引き起こされます。つまり自律神経の乱れは結果であり、さらにその背景には別の原因が隠れていることが多いということです。

遺伝的な体質が関係している

研究によると、起立性調節障害のお子さんの約半数に遺伝的な要因があることが分かっています。親御さんやご兄弟に同じような症状があった、または低血圧体質だったという話をよく伺います。

遺伝的に自律神経の調節機能が未熟だったり、血圧を維持する力が弱かったりする体質があると、思春期の体の変化をきっかけに症状が表面化しやすくなります。ただし遺伝的要因があるからといって必ず発症するわけではなく、後述する他の要因との組み合わせで症状が出てくると考えられます。

思春期特有のホルモンバランスの変化

起立性調節障害が小学校高学年から中学生にかけて多く見られるのは、思春期のホルモンバランスの大きな変化が関係しています。この時期は身体が急激に成長する一方で、循環器系の発達が追いつかないことがあるんです。

特に身長が急に伸びる時期には、血液を全身に送るための心臓の負担が大きくなります。また女の子の場合は月経が始まることで、ホルモンバランスがさらに複雑に変化し、自律神経にも影響を及ぼします。

体の成長と自律神経の成熟のタイミングがずれることで、一時的に血圧のコントロールがうまくいかなくなるというわけです。

学校生活や人間関係のストレス

心理的なストレスも起立性調節障害の大きな原因の一つです。学校での勉強のプレッシャー、友人関係の悩み、部活動での人間関係、受験への不安など、思春期のお子さんは実に多くのストレスを抱えています。

慢性的なストレスは自律神経のバランスを確実に崩していきます。特に真面目で責任感が強く、周囲に気を遣うタイプのお子さんほど、ストレスを溜め込みやすく発症しやすい傾向があります。

また不登校になってしまうと、「学校に行けない自分はダメだ」という自己否定感が生まれ、それがさらにストレスとなって症状を悪化させるという悪循環に陥ることもあります。

運動不足による下肢の筋力低下

最近のお子さんは外で遊ぶ機会が減り、運動不足になりがちです。特にふくらはぎの筋肉が弱いと、立ち上がったときに下半身に溜まった血液を心臓に戻す力が弱くなり、脳への血流が不足しやすくなります。

ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるほど、血液循環において重要な役割を果たしています。適度な運動習慣がないと、この筋ポンプ作用が十分に働かず、起立性調節障害の症状が出やすくなるんです。

また運動不足は体力低下にもつながり、日常生活での活動自体が体への負担となってしまうという側面もあります。

生活リズムの乱れと睡眠の質の低下

夜遅くまでスマートフォンやゲームをして、朝起きられなくなるというパターンもよく見られます。不規則な生活リズムは自律神経のバランスを乱す大きな要因です。

人間の体内時計は朝日を浴びることでリセットされ、夜になると自然に眠くなるようにできています。しかし夜遅くまで明るい画面を見ていると、睡眠ホルモンであるメラトニンの分泌が抑えられ、質の良い睡眠が取れなくなります。

睡眠不足や睡眠の質の低下は、自律神経の回復を妨げ、朝の血圧上昇をさらに困難にします。症状が出始めると朝起きられなくなり、それによって生活リズムがさらに乱れるという悪循環に陥りやすいのも特徴です。

複数の原因が絡み合って症状が現れる

ここまで様々な原因をお伝えしてきましたが、実際には一つだけが原因ということはほとんどありません。遺伝的な体質を持っているお子さんが、思春期を迎えてホルモンバランスが変化し、さらに学校でのストレスや運動不足、生活リズムの乱れが重なることで、体の許容範囲を超えて症状として現れるというケースが大半です。

だからこそ「これさえやれば治る」という単純な解決策はなく、お子さん一人ひとりの状態をしっかり検査して、どの要因がどれくらい関係しているのかを見極めることが何より重要になります。

当院では東洋医学的な脈診や舌診、西洋医学的な姿勢分析や神経反射テストなど、複数の視点から体の状態を詳しく調べていきます。原因が明確になれば、それに合わせた最適なアプローチができるようになるんです。

東洋医学から見た起立性調節障害の原因

東洋医学では、起立性調節障害は「気」や「血」の流れが滞っている状態、あるいは「気虚」といって生命エネルギーが不足している状態と捉えます。特に成長期のお子さんは、体の成長に気血が大量に使われるため、相対的に気血不足になりやすいんです。

また東洋医学では「心」が血液循環を、「脾」が消化吸収を、「腎」が成長発育を司ると考えます。起立性調節障害のお子さんの多くは、これらの臓腑の働きが弱っていることが脈診や舌診から読み取れます。

さらに「肝」はストレスと深く関係する臓腑で、ストレスによって肝の気が滞ると自律神経の乱れにつながります。このように東洋医学では、体全体のバランスの崩れとして起立性調節障害を理解し、体質から改善していくアプローチを取ります。

病院での治療だけでは改善しにくい理由

病院では通常、生活指導や薬物療法が行われます。水分や塩分を多めに摂る、適度な運動をする、規則正しい生活を心がけるといった生活指導は確かに大切です。また血圧を上げる薬や自律神経の働きを整える薬も処方されることがあります。

しかし生活習慣を変えるのは本人の努力が必要で、症状で苦しんでいる状態では実行が難しいことも多いです。また薬には頭痛や動悸などの副作用があることもあり、根本的な体質改善にはつながりにくいという課題があります。

当院では薬に頼らず、体の自然治癒力を最大限に引き出すことを目指します。鍼灸や整体によって自律神経のバランスを整え、血液循環を改善し、体質そのものを変えていくアプローチです。実際に病院での治療で改善が見られなかったお子さんが、当院の施術で学校に通えるようになったケースは数多くあります。

当院だからできる原因へのアプローチ

当院では初回に特に時間をかけて、3種類の独自検査でお子さんの体の状態を徹底的に調べます。AI姿勢分析で体のゆがみを数値化し、神経反射テストで自律神経の状態を確認し、東洋医学的な脈診や舌診で体質を把握します。

これらの検査結果を総合的に分析することで、お子さんの起立性調節障害がどの要因によって引き起こされているのかが明確になります。原因が分かれば、それに対する最適な施術計画を立てることができるんです。

施術は国家資格を持つ私が最初から最後まで責任を持って担当します。お子さんの体調の変化を見逃さず、その時々の状態に合わせて施術内容を調整していきます。痛みのない優しい施術ですので、小さなお子さんでも安心して受けていただけます。

原因を理解することが改善への第一歩

起立性調節障害の原因は、自律神経の乱れ、遺伝的体質、思春期のホルモンバランスの変化、ストレス、運動不足、生活リズムの乱れなど、実に様々です。そしてこれらが複雑に絡み合って症状として現れています。

大切なのは、お子さんの症状は決して「怠け」や「甘え」ではなく、体の中で起きている医学的な問題だということです。親御さんがこの原因を正しく理解することで、お子さんへの接し方も変わってきますし、周囲への説明もしやすくなります。

また原因が分かれば、改善への道筋も見えてきます。当院ではこれまで多くのお子さんが元気に学校に通えるようになり、やりたかったことを楽しめるようになっています。お一人で悩まず、どうぞお気軽にご相談ください。お子さんの笑顔を取り戻すお手伝いをさせていただきます。


院長:吉川

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