産後腰痛

産後腰痛とは

産後腰痛は出産後に現れる腰部の痛みや不快感のことです。出産に伴う骨盤の変化やホルモンバランスの影響、育児による身体的負担などが原因となって発症します。多くの場合、産後3ヶ月以内に症状が現れやすく、個人差はありますが半年から1年程度続くことがあります。腰部の鈍い痛みから鋭い痛みまで様々な症状があり、日常生活や育児に支障をきたすことも少なくありません。

産後の腰骨盤痛は産後6ヶ月においても半数近くの女性が抱えている症状であり、疲労と並んで最も訴えが多い産後のトラブルです。産後女性が休職を強いられる原因の56%は腰痛が原因であるとされています。

産後腰痛を放置すると、腰痛が慢性化し数ヶ月以上続く慢性腰痛に移行する可能性があります。痛みを避けるための不自然な姿勢により、他の部位にも負担がかかってしまいます。

育児や日常生活がさらに困難になり、生活の質が著しく低下します。骨盤の歪みがさらに悪化し、体全体のバランスが崩れてしまうことも考えられ、姿勢の悪化により、肩こりや首の痛みも併発する恐れがあります。繰り返しぎっくり腰のような急性腰痛を引き起こす体質になってしまう可能性もあります。

産後腰痛の原因

開院以来、当院には産後腰痛でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、産後腰痛の原因はひとつではなく様々な要因が複雑に絡みあっているということです。

産後腰痛の原因として次のものが挙げられます。

産後腰痛はこのような様々な原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、骨盤の不安定性や腰部の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、腰痛が発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

ひとりひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦めないでください。産後腰痛に対して豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

産後腰痛への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

ステロイドは短期間の服用でも血糖値上昇や免疫力低下などの副作用リスクがあります。糖尿病や妊娠中の方は特に注意が必要です。

装具療法

長期使用により筋力低下を招く可能性があり、装具に依存してしまうリスクがあります。また、根本的な解決にはなりません。

画像検査

産後の腰痛の多くは筋肉や靭帯の問題であり、画像検査では異常が見つからないことが多く、診断に結びつかない場合があります。

産後腰痛を改善するために

まずはあなたの産後腰痛の原因を各種検査を通じて明らかにします。原因を明確にして進めて行かなければ、一時的な改善は見られても根本的な解決にはならないからです。

当院では多角的な検査によって産後腰痛の原因を見つけ出します。そして局所だけでなく身体の全体の機能を高めていく施術を行います。

当院の特徴

国家資格を持つ院長が、検査から施術まで責任をもって担当しますのでご安心ください。

産後腰痛の改善には現在の症状だけでなく、身体の中からの全体像を把握することが最も重要です。

だからこそ、身体の変化や症状の波を見逃すことがないように、当院はで検査から1回1回の施術をすべて院長が一貫して行うようにしています。

薬を服用されている方や薬に頼りたくない方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずにご相談ください。

産後腰痛のQ＆A

産後腰痛は自然に治りますか？

多くの場合、適切なケアを行えば3～6ヶ月で改善しますが、放置すると慢性化のリスクがあります。早期の適切な治療が重要です。

産後腰痛の予防方法はありますか？

妊娠中からの適度な運動、正しい姿勢の維持、産後の骨盤ケア、適切な育児姿勢の習得が予防に効果的です。

産後腰痛が原因で歩けなくなることはありますか？

重症化すると歩行困難になる場合もあります。そのような症状が現れた場合は、すぐにご相談ください。

治癒期間はどのくらいですか？

個人差がありますが、一般的には産後3～6ヶ月で改善することが多いです。

治療中にやってはいけないことは？

重いものを持つ、長時間の前かがみ姿勢、急激な動作は避けてください。また、痛みを我慢して無理をすることは症状悪化につながります。

産後腰痛で悩まされていた皆さまも、当院で施術を受けて、このような変化がありました。

症状だけでなく東洋医学を交え、身体の中から整える当院の施術は産後腰痛と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

産後腰痛は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。