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起立性調節障害で最も多い起立直後性低血圧の原因と症状

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お子さんが朝起きられない、立ち上がった瞬間に強い立ちくらみを訴える、そんな症状に心を痛めている親御さんは多いのではないでしょうか。病院で起立性調節障害と診断され、さらに詳しく調べていくうちに「起立直後性低血圧」という言葉に出会われた方もいらっしゃるかもしれません。

起立性調節障害にはいくつかのサブタイプがありますが、その中でも最も多く見られるのが起立直後性低血圧です。当院にも同じ症状でお困りのお子さんやご家族が数多く来院されており、改善事例も豊富にございます。

院長:吉川

起立直後性低血圧は適切な対処をすれば改善が期待できます

今回は起立直後性低血圧について、診断基準や症状の特徴、そして改善のために何ができるのかを詳しくお伝えしていきますので、ぜひ最後までお読みください。

目次

起立直後性低血圧とは

起立直後性低血圧は起立性調節障害のサブタイプの中で最も多く見られるタイプで、全体の約半数以上を占めていると言われています。起立直後に一過性の強い血圧低下が起こり、強い立ちくらみや全身倦怠感を伴うのが特徴です。

健康な方であれば立ち上がった時に自律神経が素早く働いて血圧を調整するのですが、起立直後性低血圧では自律神経の調整機能がうまく働かず、脳への血流が一時的に不足してしまいます。そのため起立直後に強い症状が現れるものの、しばらくすると回復する傾向があることも知っておいていただきたいポイントです。

起立直後性低血圧の診断基準

起立直後性低血圧の診断には新起立試験という検査が用いられます。この検査では仰向けの状態から起立した際の血圧と心拍数の変化を測定していきます。

具体的な診断基準としては、起立直後から血圧が回復するまでに25秒以上かかること、または収縮期血圧が起立前と比べて15%以上低下することが挙げられます。さらに起立直後の収縮期血圧が100mmHg未満、拡張期血圧が50mmHg未満になる場合も診断の目安となります。

当院に来院される方の中にも、病院で新起立試験を受けて起立直後性低血圧と診断されたものの、具体的にどう対処すればよいか分からず不安を抱えている方が多くいらっしゃいます。

他のサブタイプとの違い

起立性調節障害には起立直後性低血圧以外にも、体位性頻脈症候群、血管迷走神経性失神、遷延性起立性低血圧などのサブタイプがあります。

体位性頻脈症候群は血圧低下よりも心拍数の増加が目立つタイプで、起立時に心拍数が1分間に35回以上増加するか、115回以上になるのが特徴です。血管迷走神経性失神は起立後数分から十数分経ってから突然血圧が低下し、失神を起こすタイプになります。

起立直後性低血圧が他のタイプと最も異なるのは、起立直後に症状が現れる点です。立ち上がった瞬間に強い立ちくらみを感じるものの、25秒以上経過すると血圧が回復し、症状が和らいでいくという経過をたどります。

起立直後性低血圧の症状

起立直後性低血圧で見られる症状は多岐にわたります。最も代表的なのは起立時の強い立ちくらみやめまいですが、それ以外にもさまざまな症状が現れることを知っておいていただきたいと思います。

朝なかなか起きられない、起きてもしばらく動けない、全身がだるくて力が入らない、頭痛や頭重感がある、吐き気や腹痛を訴える、動悸や息切れがする、顔色が悪く青白い、午前中は特に調子が悪く午後から少し回復するといった症状が典型的です。

これらの症状によって学校や仕事に行けない、遅刻や欠席が増える、勉強や部活動に集中できない、友人関係にも影響が出るなど、日常生活に大きな支障をきたすケースも少なくありません。

症状が起こるメカニズム

起立直後性低血圧の症状が起こる背景には自律神経の機能不全があります。自律神経は交感神経と副交感神経から成り、血圧や心拍数を自動的に調整する役割を担っています。

通常、立ち上がると重力によって血液が下半身に溜まりやすくなりますが、交感神経が素早く働いて血管を収縮させ、血圧を維持します。しかし起立直後性低血圧ではこの調整機能の反応が遅れたり不十分になったりするため、脳への血流が一時的に減少して症状が現れるのです。

思春期は自律神経のバランスが不安定になりやすい時期であり、身体の成長に血管の発達が追いつかないことも症状を引き起こす一因となっています。

軽症型と重症型の違い

起立直後性低血圧は症状の程度によって軽症型と重症型に分類されます。軽症型では日常生活に大きな支障はなく、時々立ちくらみを感じる程度で学校や仕事には通えることが多いです。

一方で重症型になると朝起きられず登校や出勤が困難になり、不登校や休職状態に陥ることもあります。症状が長期化すると学業の遅れや社会的孤立感が深まり、自己肯定感の低下や将来への不安を抱えることになりかねません。

当院では軽症の段階から適切なケアを始めることで、重症化を防ぎ早期回復につなげることができると考えています。

起立直後性低血圧の原因

起立直後性低血圧の原因は一つではなく、さまざまな要因が複雑に絡み合って発症します。これまでの施術経験から断言できるのは、ひとりひとり原因が異なるということです。

自律神経の発達が未熟であることが基本的な要因となりますが、それに加えて遺伝的な体質、思春期のホルモンバランスの変化、学校や家庭でのストレス、運動不足による筋力低下、睡眠や食生活の乱れなどが複合的に影響しています。

特に思春期は身体が急速に成長する時期であり、血管や自律神経の発達が身体の成長に追いつかないことがあります。また現代の子どもたちは勉強や人間関係のストレスにさらされており、そうした心理的な負担も症状を悪化させる要因となるのです。

なぜ朝に症状が強く出るのか

多くの方が疑問に思われるのは、なぜ朝に症状が強く出て午後には少し楽になるのかということです。これには体内時計と自律神経のリズムが関係しています。

人間の身体は夜間に副交感神経が優位になってリラックスモードに入り、朝になると交感神経が活発になって活動モードに切り替わります。しかし起立直後性低血圧では朝の交感神経への切り替えがスムーズにいかず、午前中は血圧が上がりにくい状態が続きます

午後になると徐々に交感神経が活発になり、血圧も安定してくるため症状が軽減するのです。だからこそ朝の過ごし方や生活リズムの整え方が改善のカギを握っていると言えます。

起立直後性低血圧の改善方法

起立直後性低血圧の改善には生活習慣の見直しと専門的なアプローチの両方が重要です。病院では生活指導と薬物療法が中心となりますが、当院では東洋医学と西洋医学を融合させた独自のアプローチで改善を目指していきます。

まず日常生活で心がけていただきたいのは水分と塩分の適切な摂取です。1日に1.5リットルから2リットルの水分と、塩分を10グラム程度摂取することで循環血液量を増やし、血圧を維持しやすくなります。

起立時の動作もゆっくりと行うことが大切です。急に立ち上がると血圧が急激に低下しやすいため、まず上半身を起こして30秒ほど待ち、それから足を下ろして立ち上がるという二段階の動作を意識してください。

当院での施術アプローチ

当院では起立直後性低血圧に対して多角的な検査を行い、ひとりひとりの原因を特定することから始めます。自律神経の状態、姿勢のゆがみ、筋肉の緊張、東洋医学的な体質などを総合的に評価していきます。

施術では自律神経のバランスを整えることを最優先に考え、鍼灸と整体を組み合わせた施術を行います。小児鍼という痛みのない鍼を使うこともあり、お子さんでも安心して受けていただける内容です。

姿勢の調整と経穴への適切な刺激によって身体の中から自然治癒力を引き出していくことが当院の施術の特徴であり、薬に頼らずに改善したいと考えている方にも多く選ばれています。

家庭でできる対処法

ご家庭でもできる対処法として、規則正しい生活リズムの確立が挙げられます。毎日同じ時間に起床し、朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、自律神経の切り替えがスムーズになります。

食事は3食しっかりと摂り、特に朝食を抜かないことが重要です。バランスの良い食事で栄養を十分に摂取し、鉄分やビタミンB群を含む食品を意識的に取り入れることをお勧めします。

適度な運動も効果的ですが、激しい運動は避け、ウォーキングやストレッチなど軽めの運動から始めてください。下半身の筋力を鍛えることで血液循環が改善され、症状の軽減につながります。

保護者の方へ

お子さんが起立直後性低血圧で苦しんでいる時、保護者の方はどのように接すればよいのでしょうか。最も大切なのは「怠けている」と誤解せず、身体的な疾患であることを理解してあげることです。

無理に起こそうとするのではなく、少しずつ生活リズムを整えるよう支援し、精神的なプレッシャーを与えないようにしてください。学校との連携も重要で、担任の先生や保健室の先生に症状を説明し、理解と協力を求めることをお勧めします。

また症状が改善するまでには時間がかかることを理解し、焦らず見守る姿勢が大切です。軽症例で数ヶ月、中等度の症状では1年から2年、重症例ではさらに長期間かかることもありますが、適切な治療と生活改善によって多くの方が回復されています。

当院の改善事例

当院では起立直後性低血圧を含む起立性調節障害の改善事例が数多くあります。9歳の男の子が血圧72/58という極めて低い状態で来院され、めまい、ふらつき、頭痛などで学校にも行けない状態でしたが、週2回のペースで施術を続けたところ、3ヶ月目頃から日中の活動時間が伸びてきて少しずつ登校を再開できました。

血圧も100近くまで上がる日が出てきて、体調の良い日が増えていきました。その後も継続して施術を行い、初診から1年後には体育の授業への参加許可も医師から出て、問題なく生活できるようになっています。

このように症状だけでなく身体の中から整える当院の施術は起立性調節障害と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

よくある質問

起立直後性低血圧について、患者さんやご家族からよくいただく質問をまとめました。

新起立試験はどこで受けられますか

新起立試験は小児科や循環器内科で受けることができます。起立性調節障害の専門外来を設けている病院もありますので、まずはかかりつけの小児科に相談されることをお勧めします。

検査自体は10分程度で終わり、痛みもありませんので安心してください。検査結果によって適切な診断とアドバイスを受けることができます。

薬を飲んでいますが改善しません

薬物療法は症状を軽減する効果がありますが、根本的な解決にはならないことも多いです。薬を服用しながらでも当院の施術は受けていただけますので、併用することでより効果的な改善が期待できます。

実際に当院に来院される方の中には、病院で薬をもらっていてもあまり改善せず困っていた方が多くいらっしゃいます。薬に頼りたくないという方もぜひご相談ください。

どのくらいの期間で改善しますか

改善期間はひとりひとりの症状の程度や原因によって異なります。軽症の場合は数ヶ月で日常生活に影響が少なくなることが多く、中程度の症状では半年から1年程度、重症の場合はさらに長期間かかることもあります。

当院では初回の検査結果をもとに、必要な通院期間や回数の目安をご提示しますので、計画的に施術を進めていくことができます。

まとめ

起立直後性低血圧は起立性調節障害の中で最も多く見られるタイプで、起立直後に一過性の強い血圧低下が起こり、立ちくらみや全身倦怠感を伴います。診断には新起立試験が用いられ、血圧の回復時間が25秒以上かかることや血圧低下の程度が診断基準となります。

原因は自律神経の機能不全を中心に、遺伝的要因、ホルモンバランス、ストレス、生活習慣など多岐にわたります。改善には水分・塩分の適切な摂取、ゆっくりとした起立動作、規則正しい生活リズムが重要ですが、それだけでは十分でないケースも多く見られます。

当院では多角的な検査によって起立直後性低血圧の原因を見つけ出し、東洋医学と西洋医学を融合させた独自の施術で身体の中から自然治癒力を引き出していきます。国家資格を持つ院長が検査から施術まですべて担当しますので安心してご来院ください。

起立直後性低血圧は早めに対処すればするほど改善までの期間も早くなります。お子さんの症状でお悩みの保護者の方、ご自身の症状に不安を抱えている方、病院での治療に効果が期待できなかった方も諦めずに一度ご相談ください。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡をお待ちしています。


院長:吉川

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