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中高生の保護者必見!起立性調節障害と運動の関係

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こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院の吉川です。お子さんが朝起きられなくなって学校を休みがちになると、親御さんとしてはとても心配ですよね。病院で起立性調節障害と診断されたものの、運動部に入っているお子さんをこのまま部活に参加させていいのか、それとも運動を控えさせるべきなのか、悩まれている方も多いのではないでしょうか。

実は当院にも、同じような不安を抱えて来院される保護者の方がたくさんいらっしゃいます。午後になると元気になるのに朝は起きられない、そんなお子さんの症状を見ていると「本当は運動したいのに制限すべきなのか」と迷ってしまいますよね。今回は臨床経験19年の立場から、起立性調節障害と運動について、どう向き合えばいいのかを詳しくお伝えしていきます。

院長:吉川

お子さんの将来を考えると運動は大切ですが、やり方を間違えると症状が悪化してしまうこともあります。この記事で正しい知識を身につけていただければと思います

目次

起立性調節障害と運動の複雑な関係

起立性調節障害のお子さんにとって、運動は諸刃の剣のような存在です。適切な運動は症状改善に効果的ですが、間違った運動は症状を悪化させてしまう可能性があります。この矛盾した関係性が、多くの保護者の方を悩ませているのです。

起立性調節障害は自律神経の働きが乱れることで、立ち上がった時に脳への血流が十分に保てなくなる疾患です。そのため長時間立ち続けたり、急激に体を動かしたりする運動は、めまいや立ちくらみを引き起こして症状を悪化させることがあります。一方で、適度な運動は下肢の筋肉を鍛え、心臓に血液を戻す働きを助けてくれるため、症状改善には欠かせない要素でもあるのです。

当院に来院される方の多くは、この判断基準が分からずに困っていらっしゃいます。医師からは「適度な運動を」と言われるものの、具体的にどんな運動をどのくらいすればいいのか、明確な指導がないままに不安を抱えているケースが非常に多いのが現状です。

避けるべき運動と推奨される運動

起立性調節障害のお子さんが避けるべき運動と、逆に推奨される運動には明確な違いがあります。まず避けるべきなのは、長時間立ち続ける必要がある運動や、急激な体位変換を伴う激しい運動です。

具体的には、サッカーやバスケットボール、バレーボールといった球技系の部活動は、試合中に長時間立ち続けることに加えて、急なダッシュやジャンプなど激しい動きが求められるため、症状を悪化させるリスクが高くなります。陸上競技の中でも特に長距離走や、炎天下で行う練習は体力を大きく消耗するため注意が必要です。野球の守備位置によっては長時間の立位が続きますし、テニスも試合時間が長く体力消耗が激しいスポーツですので慎重な判断が求められます。

一方で推奨される運動としては、まず散歩やウォーキングが挙げられます。自分のペースで歩ける散歩は、無理なく下肢の筋力を維持できる理想的な運動です。水泳も水圧によって血液循環が促進されるため効果的ですが、水中では体温調節が難しくなるため、長時間の練習は避けて短時間から始めることが大切です。自転車も良い運動ですが、転倒のリスクがあるため体調の良い時間帯に限定すべきでしょう。

また室内でできる軽い筋力トレーニングとして、スクワットや足踏み運動も有効です。これらは下肢の筋肉、特にふくらはぎの筋肉を鍛えることで、血液を心臓に戻すポンプ機能を高めてくれます。ただし、いずれの運動も午後の体調が比較的良い時間帯に、短時間から始めて徐々に時間を延ばしていくという原則を守ることが何より重要になります。

部活動への参加をどう判断するか

お子さんが運動部に所属している、あるいは入部を希望している場合、その参加をどう判断すればいいのでしょうか。これは非常に難しい問題で、お子さんの症状の程度や部活の内容、学校の理解度など、様々な要素を総合的に考える必要があります。

まず大前提として、主治医の診断と指導を仰ぐことが最優先です。その上で、部活の顧問の先生に起立性調節障害について正しく理解してもらい、配慮をお願いすることが不可欠になります。朝練習は症状が最も重い時間帯ですので基本的には参加を控え、午後の練習から参加させてもらえるよう交渉することも一つの方法です。

当院で施術を受けられている中学生の中には、医師の診断書を持って学校に説明し、朝は登校できなくても午後の授業と部活には参加できるようになったケースもあります。完全に部活を辞めてしまうと、お子さんの心理的な支えを失うことにもなりかねませんので、できる範囲で継続する方法を探っていくことが大切だと考えています。

練習量についても、他の部員と同じメニューをこなすのではなく、体調を見ながら途中で休憩を取ったり、軽めのメニューに変更してもらったりする柔軟な対応が必要です。試合への出場は体調の良い日に限定し、無理をさせないという判断も時には必要になってきます。

運動を安全に行うための具体的な注意点

起立性調節障害のお子さんが安全に運動を行うためには、いくつかの重要な注意点があります。まず最も大切なのが、運動をする時間帯の選択です。起立性調節障害の症状は午前中に最も強く現れ、午後になると軽減する傾向がありますので、運動は必ず午後の体調が安定している時間帯に行うようにしてください。

次に水分補給の徹底です。起立性調節障害の治療の基本は、塩分と水分を十分に摂取することで循環血液量を増やすことにあります。運動前にコップ一杯の水を飲み、運動中もこまめに水分補給をすることを習慣づけてください。特に夏場は発汗による脱水が症状を悪化させる大きな要因になりますので、スポーツドリンクなどで塩分も一緒に補給することをお勧めします。

運動の強度と時間についても段階的なアプローチが必要です。最初は5分から10分程度の軽い運動から始めて、体調を見ながら少しずつ時間を延ばしていきましょう。無理をして一気に運動量を増やすと、翌日以降に症状が悪化して学校を休まざるを得なくなることもあります。

また運動前後の急激な体位変換にも注意が必要です。運動後は急に立ち上がらず、座った状態や横になった状態でクールダウンの時間を取り、ゆっくりと体を起こすようにしてください。運動直後の入浴も血圧低下を招きやすいため、十分に休憩を取ってから入るようにしましょう。

運動と併せて行うべき生活習慣の改善

運動療法の効果を最大限に引き出すためには、日常生活全体の見直しも欠かせません。当院で施術を受けられている方々には、運動だけでなく生活習慣全般についてもアドバイスをさせていただいています。

まず睡眠リズムの確立が重要です。夜更かしをして朝起きられないという悪循環に陥っているお子さんも多いのですが、就寝時刻と起床時刻をできるだけ一定に保つことで、自律神経のリズムが整いやすくなります。夜は遅くとも10時までには布団に入り、朝は無理に起こすのではなく、カーテンを開けて自然光を浴びせることから始めてください。

食事面では、朝食を必ず摂ることと、塩分と水分を意識的に増やすことが基本になります。起立性調節障害のお子さんは朝の食欲が低下していることが多いのですが、少量でも構いませんので何か口にすることで血糖値を上げ、脳の働きを活性化させることができます。

ストレスマネジメントも見逃せません。学業や友人関係でのストレスが自律神経の乱れを助長している可能性もありますので、お子さんの話をよく聞いて、心理的な負担を軽減してあげることも大切です。起立性調節障害は決して怠けているわけではなく、身体的な疾患であることを家族全員が理解し、お子さんを責めたりプレッシャーをかけたりしないよう配慮してください。

東洋医学の視点から見た運動の意義

当院では東洋医学と西洋医学を融合させた施術を行っていますが、東洋医学の視点から見ると、起立性調節障害は気血の巡りが滞っている状態だと考えられます。適度な運動は、この気血の流れを促進し、身体全体のバランスを整える効果があるのです。

東洋医学では「動けば陽が生じ、静けば陰が生じる」という考え方があります。起立性調節障害のお子さんは、症状のために活動量が減り、陰の状態に偏りがちです。適度な運動によって陽の気を高めることで、自律神経のバランスも整いやすくなります。

ただし、過度な運動は逆に気を消耗させて症状を悪化させてしまいます。このバランスを見極めることが東洋医学の得意とするところであり、当院では一人ひとりの体質や症状に合わせて、最適な運動量と施術プランをご提案しています。

専門家によるサポートの重要性

起立性調節障害における運動療法は、自己判断で進めるのではなく、専門家のサポートを受けながら行うことが理想的です。当院では初回の検査で、お子さんの身体の状態を多角的に分析し、どのような運動が適しているか、どの程度の強度から始めるべきかを具体的にアドバイスしています。

施術を続けていく中で、身体の変化や症状の改善度合いに応じて、運動の内容や強度も段階的に調整していきます。一人ひとりの回復ペースは異なりますので、画一的なマニュアルではなく、個別の状態に合わせたきめ細やかな対応が必要になるのです。

また当院では、鍼灸治療や整体施術によって自律神経の働きを整え、運動療法の効果をより高めるサポートも行っています。施術によって身体の土台を整えた上で運動を取り入れることで、より安全に、そしてより効果的に症状の改善を目指すことができます。

お子さんが起立性調節障害で運動について悩んでいらっしゃるなら、一人で抱え込まずにぜひご相談ください。これまで数多くのお子さんを見てきた経験から、お子さんに最適な運動療法のプランをご提案させていただきます。適切な運動と専門的な施術を組み合わせることで、多くのお子さんが元気に学校生活を送れるようになっています。起立性調節障害は適切に対処すれば必ず改善していく疾患です。お子さんの明るい未来のために、私たちと一緒に取り組んでいきませんか。


院長:吉川

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