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【女性に多い?】機能性ディスペプシアになりやすい人の特徴

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こんにちは、あゆむ鍼灸院整骨院・橿原院の吉川です。最近、胃もたれや早期満腹感といった症状でお悩みの方が本当に増えています。病院で検査しても異常なしと言われて、でも症状は続いている。そんな状態が続くと、自分の体質に問題があるのではないかと不安になりますよね。

実は機能性ディスペプシアを発症される方には、いくつかの共通する傾向や生活習慣が見られることがわかっています。ただし、これはあくまでも傾向であって、すべての方に当てはまるわけではありません。今回は当院にこれまで来院された方々の検査データや症状の経過をもとに、どんな方が症状を起こしやすいのか、そしてどう対策すればよいのかをお話ししていきます。

院長:吉川

19年の臨床経験から見えてきた、発症しやすい方の特徴をお伝えしていきますが、当てはまらない方でも発症する可能性はあります

目次

胃腸の不調を起こしやすい方の共通点

当院にはこれまでたくさんの胃腸トラブルを抱えた方が来院されてきました。その中で見えてきたのが、症状を繰り返してしまう方にはいくつかの共通した背景があるということです。単に体質だけの問題ではなく、日々の暮らし方や心の状態が深く関わっていることがほとんどなんです。

検査を通じて症状の原因を探っていくと、自律神経のバランスが崩れていたり、胃腸の動きが鈍くなっていたりと、目に見えない部分での変化が積み重なっていることが多く見られます。そしてそれは決して特別なことではなく、現代の生活環境の中では誰にでも起こり得ることなのです。

ここからお伝えする傾向はあくまでも統計的なデータや臨床経験に基づいたものです。これらに全く当てはまらない方でも発症することはありますし、逆に複数当てはまっていても全く症状が出ない方もいらっしゃいます。ですから、当てはまらないからといって安心しきるのではなく、また当てはまっているからといって過度に不安になる必要もありません。

女性や若い世代に多く見られる傾向

統計的にも明らかになっていますが、胃腸の機能的なトラブルは男性よりも女性に多く見られる傾向があります。ホルモンバランスの変化やストレスへの感受性の高さが影響していると考えられています。また、20代から40代といった若い世代から中年層にかけて発症する方が多いのも特徴です。

若い世代は仕事や家庭での役割が増え、精神的な負担が大きくなりやすい時期でもあります。責任感が強く、周囲への気遣いを優先してしまう方ほど、知らず知らずのうちに心身にストレスをためこんでしまうのです。もちろん、男性の方や高齢の方でも発症される方はいらっしゃいますので、性別や年齢だけで判断できるものではありません。

ストレスを抱えやすい環境にいる方

職場での人間関係や業務の負担、家庭での悩みなど、慢性的にストレスにさらされている方は要注意です。ストレスは自律神経を乱し、胃腸の働きを直接的に低下させます。デスクワーク中心の方や営業職の方、シフト勤務で生活リズムが不規則な方も、自律神経が乱れやすい環境にあると言えます。

特に几帳面で真面目な性格の方、完璧主義の傾向がある方は、ストレスを自覚しにくいまま体に負担をかけ続けてしまうことがあります。ただし、のんびりとした性格の方や、ストレスが少ない環境にいる方でも発症することはあります。体の状態は複雑で、単一の要因だけで決まるものではないのです。

生活習慣から見るリスク要因

症状を起こしやすい方には、日常生活における共通した習慣が見受けられます。忙しい毎日の中で無意識に続けている行動が、実は胃腸への大きな負担になっているかもしれません。とはいえ、これらの習慣がある方すべてが発症するわけではなく、また全く逆の生活をしていても症状が出る方もいらっしゃいます。

食生活の乱れが続いている

外食やコンビニ食が中心になっている方、脂っこいものや味の濃いものを好んで食べる方は注意が必要です。高脂肪食は胃の排出を遅らせ、胃もたれや早期満腹感を引き起こしやすくします。また、早食いや食事を抜く習慣がある方も、胃腸に大きな負荷をかけています。

仕事が忙しくて食事の時間が不規則になっている方、夜遅い時間に食事をとることが多い方も、胃腸が休まる時間が確保できずに機能が低下してしまいます。食事は単に栄養を摂るだけでなく、胃腸のリズムを整えるという大切な役割も担っているのです。ただし、食生活が完璧に整っていても発症することはありますので、食事だけが原因とは限りません。

睡眠不足や疲労の蓄積

十分な睡眠がとれていない方、慢性的な疲労を感じている方も発症リスクが高まります。睡眠は自律神経のバランスを整え、体の修復を行う大切な時間です。睡眠不足が続くと副交感神経の働きが低下し、胃腸の動きが鈍くなってしまいます。

夜更かしが習慣になっている方や、朝起きても疲れが取れないと感じている方は、すでに体が悲鳴をあげているサインかもしれません。質の良い睡眠を確保することは、症状改善の第一歩になります。しかし、十分な睡眠をとっている方でも発症することはありますので、睡眠だけが全てではないことも知っておいてください。

喫煙や過度の飲酒習慣

タバコやアルコールは胃の粘膜を刺激し、胃酸の分泌を増加させます。特に喫煙は胃の血流を悪化させ、胃の働きを低下させることがわかっています。仕事の付き合いでお酒を飲む機会が多い方、ストレス解消のために喫煙している方は、それが逆に症状を悪化させている可能性があります。もちろん、タバコもお酒も全くやらない方でも発症することはあります。

体質的な背景と過去の病歴

生活習慣だけでなく、体質や過去の病歴も発症に関わってくることがあります。当院の検査では、こうした背景もしっかりと確認させていただいています。ただし、これらに該当しない方でも発症することは十分にあり得ます。

過去に胃腸炎を経験した方

感染性の胃腸炎にかかった後、症状が長引いている方は注意が必要です。急性の炎症が治まった後も、胃腸の感覚が敏感になったり、動きが正常に戻らないことがあります。このような感染後の機能異常は、珍しいことではありません。しかし、胃腸炎の経験がない方でも発症することはよくあります。

ピロリ菌感染の既往がある方

ピロリ菌に感染していた方や、除菌治療を受けた方の中にも、その後に胃の不調が続くケースが見られます。除菌によって胃の環境が変化し、一時的に胃酸の分泌バランスが崩れることがあるためです。除菌後に症状が出た方は、専門家に相談されることをおすすめします。もちろん、ピロリ菌と全く関係なく発症される方も多くいらっしゃいます。

自律神経が乱れやすい体質

元々緊張しやすい方、不安を感じやすい方は、自律神経のバランスが崩れやすい傾向にあります。当院では唾液アミラーゼ検査や脈診、舌診といった東洋医学的な検査も組み合わせて、自律神経の状態を詳しく確認しています。こうした検査によって、表面的な症状だけでは見えない体の状態を把握することができるのです。とはいえ、自律神経が安定している方でも発症することはありますので、あくまでも一つの要因として捉えてください。

傾向はあくまでも目安であること

ここまでお伝えしてきた内容は、あくまでも発症しやすい傾向や統計的なデータに基づいたものです。これらの特徴に多く当てはまるからといって、必ず発症するわけではありませんし、逆に全く当てはまらない方でも発症することは十分にあります。人の体は本当に複雑で、一つの要因だけで症状が決まるものではないのです。

大切なのは、これらの傾向を知ることで自分の生活を見直すきっかけにすることです。当てはまる部分があれば改善を心がけ、当てはまらなくても症状がある場合は早めに専門家に相談することが重要です。どんな方でも適切な検査と施術によって改善の可能性はありますので、決して諦めないでください。

当院での検査と改善アプローチ

当院では、症状をお持ちの方ひとりひとりに対して、丁寧な問診と多角的な検査を行っています。なぜなら、同じような症状でも原因は人それぞれ異なるからです。西洋医学的な視点と東洋医学的な視点の両方から体の状態を把握し、あなたに最適な施術計画を立てていきます。

AI姿勢分析ソフトを使った姿勢検査、神経反射テスト、脈診、舌診、触診など、3種類の独自検査で原因を特定します。検査結果をもとに、整体や鍼灸を組み合わせた施術を行い、自律神経のバランスを整え、胃腸の働きを回復させていきます。

改善事例から見る可能性

当院で施術を受けられた方の中には、長年の症状から解放され、食事を楽しめるようになった方がたくさんいらっしゃいます。薬だけでは改善しなかった症状が、体全体のバランスを整えることで劇的に良くなったケースも少なくありません。発症しやすい傾向に当てはまっていた方も、全く当てはまらなかった方も、適切な施術によって改善されています。

症状を繰り返さないためには、その場しのぎの対症療法ではなく、根本的な原因にアプローチすることが大切です。当院では検査で原因を明確にし、あなたの体に合った施術を提供することで、最短での改善を目指しています。

あなたの不安に寄り添います

もしあなたが今、胃腸の不調に悩まされていて、自分はこの症状になりやすい体質なのではないかと不安を感じているなら、どうか一人で抱え込まないでください。確かに発症しやすい傾向はありますが、それに当てはまらない方でも発症することはありますし、当てはまっていても適切な検査と施術によって改善できる可能性は十分にあります。

当院は国家資格を持つ院長が、問診から施術まですべて責任を持って担当いたします。あなたの症状の原因をしっかりと見極め、体の内側から整えていく施術で、症状の根本改善をサポートします。病院での治療に効果を感じられなかった方、薬に頼らない方法を探している方も、ぜひ一度ご相談ください。毎日を不安なく笑顔で過ごせるよう、全力でサポートさせていただきます。


院長:吉川

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住所
奈良県橿原市光陽町100-6
電話番号
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