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【2026年最新】起立性調節障害の検査と診断の流れ

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お子さんが朝なかなか起きられなくなったり、立ち上がった時にめまいや立ちくらみを訴えるようになって、もしかして起立性調節障害かもしれないと不安に感じていませんか。病院を受診しようと考えているけれど、どんな検査をするのか分からなくて不安という方も多いと思います。当院にも起立性調節障害でお悩みのお子さんとそのご家族が数多く来院されますが、皆さん検査の内容について詳しく知りたいとおっしゃいます。

この記事では、起立性調節障害を診断するためにどのような検査が行われるのか、またどの診療科を受診すべきなのかについて、臨床経験をもとに詳しく解説していきます。検査の流れや内容を事前に知っておくことで、受診への不安も軽減できるはずですよ。

院長:吉川

起立性調節障害の検査について正しく理解することで、お子さんの症状改善への第一歩を踏み出せる

目次

起立性調節障害の診断に必要な検査とは

起立性調節障害の診断では、まず症状が起立性調節障害によるものなのか、それとも他の疾患が原因なのかを見極めることがとても大切になります。というのも、朝起きられない、めまいがする、頭痛がするといった症状は、貧血や甲状腺の病気、心臓の疾患など他の病気でも起こることがあるからです。

そのため検査では、起立性調節障害に特徴的な起立時の血圧や脈拍の変化を確認する検査と、他の病気を除外するための検査の両方が行われます。これらの検査を組み合わせることで、より正確な診断が可能になります。

新起立試験(シェロング試験)

起立性調節障害の診断で最も重要な検査が新起立試験です。この検査では、まず10分間ベッドに横になって安静にした状態で血圧と脈拍を測定します。その後すぐに立ち上がってもらい、立位で0分後、1分後、3分後、5分後、7分後、10分後と継続的に血圧と脈拍を測定していきます。

健康な方であれば立ち上がっても血圧は大きく変動しませんが、起立性調節障害の場合は立ち上がった時に血圧が大きく低下したり、脈拍が異常に増加したりする特徴的なパターンが見られます。この検査は痛みもなく身体への負担も少ないため、お子さんでも安心して受けられますよ。

ヘッドアップティルト試験

新起立試験で異常が見つかった場合や、より詳しく調べる必要がある時にはヘッドアップティルト試験が行われることもあります。これは専用のベッドに横になった状態で固定され、ベッド自体を傾けることで受動的に立位に近い状態を作り出す検査です。

自分で立ち上がる新起立試験と違って、筋肉の緊張などの影響を受けにくいため、より正確に自律神経の反応を評価できます。ただしこの検査は専門的な設備が必要なため、すべての医療機関で実施できるわけではありません。

他の病気を除外するための検査

起立性調節障害と似た症状を引き起こす他の疾患がないかを確認するために、いくつかの検査が追加で行われます。これらの検査で異常が見つからないことも、起立性調節障害の診断には重要な情報となります。

血液検査

血液検査では貧血の有無、甲状腺ホルモンの異常、血糖値の問題などを調べます。特に思春期の女の子は貧血になりやすく、貧血でも立ちくらみやめまいといった起立性調節障害と似た症状が出るため、鑑別が必要です。また甲状腺機能異常や糖尿病なども同様の症状を引き起こすことがあるため、これらを除外するために血液検査は欠かせません。

心電図検査

心臓のリズムや働きに異常がないかを調べるために心電図検査が行われます。不整脈や心筋症といった心臓の病気でも、めまいや失神といった症状が出ることがあります。検査は胸に電極を付けるだけで痛みもなく、数分で終わります。

尿検査

尿検査では腎臓の機能や糖尿病の有無などを確認します。腎臓の病気でも血圧の調節がうまくいかなくなることがあるため、起立性調節障害との鑑別に役立ちます。

その他の検査

必要に応じて、脳波検査やMRI検査、24時間心電図検査なども行われることがあります。てんかんや脳腫瘍、重い不整脈といった疾患を除外するためです。お子さんの症状や身体所見に応じて、医師が必要な検査を選択していきます。

起立性調節障害のサブタイプを知ろう

実は起立性調節障害には、起立時の血圧や脈拍の変化のパターンによって4つのサブタイプがあることが分かっています。新起立試験の結果から、どのタイプに当てはまるかを判断します。

  • 起立直後性低血圧:立ち上がった直後に血圧が大きく低下し、回復が遅れるタイプです
  • 体位性頻脈症候群:立位で血圧の低下はあまりないものの、脈拍が異常に増加するタイプです
  • 神経調節性失神:立位を維持していると突然血圧が低下して失神してしまうタイプです
  • 遷延性起立性低血圧:立位を続けていると徐々に血圧が低下していくタイプです

それぞれのタイプによって症状の現れ方や治療アプローチが少し異なるため、どのタイプに該当するかを知ることが適切な治療につながります

どの診療科を受診すればいいの?

起立性調節障害の検査を受けたいと思った時、どの診療科を受診すればいいか迷う方も多いのではないでしょうか。実は起立性調節障害は複数の診療科で診療が可能です。

お子さんの場合は小児科が第一選択になります。特に小児循環器科や思春期外来を設けている医療機関では、起立性調節障害の診療に慣れている医師が在籍していることが多いですよ。成人の方であれば循環器内科、神経内科、心療内科などでも対応可能です。

ただし、すべての医療機関で起立性調節障害の専門的な検査ができるわけではありません。事前に電話で問い合わせて、新起立試験などの検査が可能かどうかを確認しておくと安心です。

検査前に準備しておくこと

検査を受ける前には、お子さんの症状について詳しく記録しておくことをおすすめします。いつ頃から症状が始まったのか、どんな時に症状が出やすいのか、学校の欠席状況はどうかなど、具体的な情報があると医師も診断しやすくなります。

また普段飲んでいる薬やサプリメントがあれば、それも伝えるようにしてください。薬の中には血圧や脈拍に影響を与えるものがあり、検査結果に影響する可能性があるためです。

検査当日は普段通りの体調で受けることが大切ですから、無理に早起きしたり、いつもと違う行動をしたりする必要はありません。ありのままの状態で検査を受けることで、正確な診断につながります。

検査後の診断と治療の流れ

検査が終わると、その結果をもとに医師が総合的に判断して診断が下されます。起立性調節障害と診断された場合は、まず生活習慣の改善指導から始まることが多いです。

具体的には、水分や塩分を十分に摂ること、ゆっくり起き上がること、適度な運動を続けること、規則正しい睡眠習慣を身につけることなどが指導されます。これらの非薬物療法で改善が見られない場合や症状が重い場合には、血圧を上げる薬や自律神経の働きを整える薬が処方されることもあります。

当院では西洋医学的な検査に加えて、東洋医学的な視点からも身体の状態を詳しく調べていきます。脈診や舌診、姿勢分析などを通じて、お子さん一人ひとりの体質や症状の背景にある原因を見極めることを大切にしています。

当院での起立性調節障害への取り組み

起立性調節障害の改善には、症状だけを見るのではなく身体全体のバランスを整えることが重要です。当院では国家資格を持つ院長が、多角的な検査を通じて症状の根本原因を特定し、東洋医学と西洋医学を融合させた独自の施術でアプローチしています。

実際に当院に来院されたお子さんの中には、病院での薬物療法だけではなかなか改善しなかった症状が、施術を重ねることで徐々に良くなり、元気に学校に通えるようになった方が数多くいらっしゃいます。お子さんの身体は大人よりも反応が良く、適切な施術を行えば回復も早いことが多いですよ。

起立性調節障害は決して「怠けている」わけでも「気持ちの問題」でもなく、自律神経の働きに問題が生じている身体的な疾患です。適切な検査と診断、そして治療を受けることで、多くの場合改善が期待できます。

お子さんが朝起きられなくて困っている、学校に行けなくて悩んでいるという親御さん、また症状に苦しんでいるお子さん本人も、どうか一人で抱え込まないでください。検査を受けて原因を明らかにすることが、症状改善への第一歩になります。当院では起立性調節障害の豊富な施術経験があり、お子さんの身体に優しい施術を心がけています。いつでもお気軽にご相談くださいね。


院長:吉川

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